三日月—MIKAZUKI—讃岐國分寺大日如来制作プロジェクトで出会った作家たち」

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開催情報

【作家】白谷琢磨、関口恵美、百々謙三
【期間】2023年1月13日(金) – 2月5日(日)
【開館時間】11:00 ~ 19:00
【休館日等】無休
【料金】free

http://www.ammon.co.jp/kyoto1.html

会場

会場名:AMMON KYOTO
webサイト:http://www.ammon.co.jp/
アクセス:〒604-8004 京都市中京区三条通河原町東⼊中島町87
電話番号: 075-366-4400

概要

このたびAMMON KYOTOでは白谷琢磨、関口恵美、百々謙三による展覧会「三日月—MIKAZUKI—讃岐國分寺大日如来制作プロジェクトで出会った作家たち」を2023年1月13日(金)より開催いたします。

彫刻家・大森暁生氏とその工房では、1486年に焼失した大日如来像を東宝記に基づいて忠実に再現し、讃岐國分寺(香川県)に納めるという『大日如来制作プロジェクト』が進められています。本展では、このプロジェクトにて彫刻を担当している作家3名による作品を展示いたします。

AMMON TOKYOにて開催した彩色スタッフによるグループ展「日輪 – HINOWA-」(2021年)から続く展示として、彫刻スタッフによるグループ展は「三日月 -MIKAZUKI-」と題しました。
イメージの元は月輪からですが、月輪は満月のことを意味します。私たち3人はまだ完全な満月には届かない未熟な者として三日月としました。
ただ、三日月の様に鋭さと輝きをもって各々の表現に磨きをかけていければと思っております。(アーティストステートメント)

素材やモチーフの背景にある言葉を用いて物語や新たな視点を生みだす白谷氏、木材の反った形状から子どもの姿を着想し、近年では情感溢れる女の子を主に制作する関口氏、動物・幻獣を神話や心理など独自の観点で表現する百々氏。3名の作家が織りなす世界観をぜひ会場でお楽しみください。

PROFILE
白谷 琢磨 SHIRATANI Takuma (1994-)
1994年 佐賀県生まれ
2019年 東京藝術大学美術学部彫刻科 卒業
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
2017年から現在まで「D.B.Factory」にて彫刻家・大森暁生氏のアシスタントスタッフを務める。
主に土や木、漆などを素材にした彫刻作品を制作。コンペティションをきっかけに公共部への作品設置も手掛ける。素材やモチーフの背景にある言葉を用いて、ナラティブ(物語る)、スペギュラティブ(思考する)な彫刻表現を試みる。

関口 恵美 SEKIGUCHI Emi (1988-)
1988年 千葉県生まれ
2011年 東北芸術工科大学芸術学部彫刻コース 卒業
2013年 東北芸術工科大学大学院修士課程芸術文化専攻彫刻領域 修了
2020年10月から現在まで「D.B.Factory」にて彫刻家・大森暁生氏のアシスタントスタッフを務める。
丸太の反っている形の中に子どもの立ち姿が見えた事から、子ども、主に女の子を彫るようになる。そこに風が吹いているような、誰かを待っているような情景を落とし込み制作。手のない姿は言いたくても言えない心情を表現している。

百々 謙三 DODO Kenzo (1998-)
1998年 千葉県生まれ
2022年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科 卒業
2022年より現在まで「D.B.Factory」にて彫刻家・大森暁生氏のアシスタントスタッフを務める。
主に楠や檜を素材とした木彫作品を制作。実在の動物や幻獣を題材とし、神話、心理、命、時間など様々な観点から独自の形に落とし込む。

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