マリア・ゲルベロフ個展「キョウト」

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開催情報

【作家】マリア・ゲルベロフ
【期間】2019年04月26日(金)~5月6日(月・祝)
【時間】11:00~19:00(最終日17時まで)
【休館】4月30日(火)休み
【料金】無料

会場

会場名:MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w
webサイト:http://www.voicegallery.org/
アクセス:〒600-8061 京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1
電話番号:075-585-8458
開館時間:11:00~19:00 (最終日のみ17時まで)
休館日等:月曜日、火曜日休み(ただし、祝日の場合開館)

概要

 このプロジェクトは私の感覚的な経験 – 純粋に個人的、直感的、不完全 – の証明であり、何世紀も前の私の存在の遠い過去とつながる企画です。これらのイメージは魅惑的な状況、鏡のような繰り返し、そして無限の年月を蘇らせます。まるでホルヘ・ルイス・ボルヘスがこの風景を象って、それを不滅にする夢の中で私に尋ねたように。
 外国人として、私は過去の日本を人の話に頼って想像するしかできませんが、それでも私は京都との強い不思議な関係を感じます。私はどの崩れかけている土塀にも、その古い痕跡、風化された傷瑕の物語を読みとります。深い地下から這い上がる木々の根が荒々しい力で舗装をつきやぶる。生きて死んで再び成長する緑色の植物性の表面。変化は絶え間なくゆっくりしており、過去は、自然が現代の都市を追い越す中に存在しています。このプロジェクトを編集している間、京都は理性ではなく直感でしか体験できないと気づきました。私は一歩一歩彷徨う背後にある千年の絶え間ない秘密の戦いを感じるのです。私の写真表現はジェスチャー(表示行為)です、知性を超えた方法で他者に神秘の真実を届けることです。私にとって写真は常に神秘的な体験でした。奇妙な状況や素晴らしい人々が登場し、私と私のカメラには不可解なことが起こります。それは毎日私を驚かせ続ける探検です。
 現時点では、私は特に画像の肌合い(テクスチャ)と触覚的である質感に興味を持っています。これらの側面を強調するために、同一の被写体を写真集、ジークレープリントによる写真、映画そして舞踏パフォーマンスを作り出すことに決めました。同じイメージの異なった認識を生み出す新しい挑戦です。(マリア・ゲルベロフ)
 ブエノスアイレス出身、ロンドン在住。

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