西村勇人「干渉実験」

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開催情報

【作家】西村勇人
【期間】2018年4月10日(火)~28日(土)
【時間】11:00~19:00(最終日17時まで)
【休館】16日(月)・17日(火)・23日(月)・24日(火)*通常と異なり、日曜日をオープンします。
【料金】無料

会場

会場名:MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w
webサイト:http://www.voicegallery.org/
アクセス:〒600-8061 京都市下京区富小路通高辻上る筋屋町147-1
電話番号:075-585-8458
開館時間:11:00~19:00 (最終日のみ17時まで)
休館日等:日曜日、月曜日休み(ただし、祝日の場合開館)

概要

 ふとしたことから、英国王立協会の金曜講話で外村彰博士(1942-2012)が行った電子線の二重スリット実験が目に浮かび、その後を脳内に投影して見届けようと気持ちを集中させることがある。ポツポツとは現れる点は、時間の経過とともに縞模様を結ぶ。これにより電子の波動性の効果が目に見える形で示される。この実験は、世間でもっとも美しい10の科学実験に数えられている。
 干渉実験(interference experiment)に思いを巡らすことは、「思考と観察」をめぐる考察にとって格好の機会である。理論的な予測はいかなる実験によって検証されるのか。現象の背景にある法則や機序はいかに見出されるのか。何らかの形で観察可能な現象が検出されることにより、我々に科学的な知として認知される。今回の写真展では、科学的な知を基盤とした認知の拡張をテーマとした展示を行う。

略   歴:
1977年島根県生まれ、埼玉県在住。写真作家。RED Photo Gallery(東京・新宿御苑前)共同運営。自然科学の研究現場および科学的な概念を題材とした写真作品の制作を行う。これまでMATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w(京都、2014年/2016年/2017年)、RED Photo Gallery(東京、2016年/2017年/2018年)、コニカミノルタプラザ(東京、2012年)、Place M(東京、2010年)など20回以上の個展を開催。ミオ写真奨励賞(2009年/2010年)、KG+ finalist top3(2016年)。

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助成: