開催情報
【作家】⽥原 桂⼀
【期間】2022年8月5日(金) – 9月4日(日)
【開館時間】11:00 ~ 19:00
【休館日等】無休
【料金】free
http://www.ammon.co.jp/kyoto1.html
会場
会場名:AMMON KYOTO
webサイト:http://www.ammon.co.jp/
アクセス:〒604-8004 京都市中京区三条通河原町東⼊中島町87
電話番号: 075-366-4400
概要
このたびAMMON KYOTOでは、2022年8月5日(金)より京都府生まれの写真家、田原桂一の個展を開催いたします。
本展は”光と戯れながら”を共通テーマに、二部構成にて作品を披露いたします。
7月31日まで開催している第一弾でのトルソーシリーズに続き、この度の第二弾ではポラロイドシリーズに焦点を当て展示を構成いたします。
日本とは異なるヨーロッパの鋭い光との出会いをきっかけに、その地で写真家を志した田原氏。光が対象を照らし出すのではなく、対象によって浮き彫りにされた光そのものが主題となっています。
田原氏が生涯追い続けた”光”の美しさと迫力を、是非直接肌で感じていただけますと幸いです。
ARTIST STATEMENT
フィルムに定着された光、
とどめられた⼀瞬の光、
光の痕跡がひとつの画像となる。
光の中に存在するものが、
そして、⼿に触れる実体と呼ばれるものが、感光材の表⾯に閉じ込めてしまう。
そこでは時間すら定着され、
⼀点のメヴィウスの輪の中をぐるぐると空回りする。
開花した花は、いつまでも散ることもなく、腐ることもなく、
観られる時と光と空気の中で
咲き続ける。
(⽥原桂⼀のトルソーシリーズへの⽂⾯より抜粋)
PROFILE
⽥原 桂⼀ | 写真家
1971 年に渡仏。そこで出会った⽇本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光の衝撃を受け、写真家として活動を始める。以降、2006年までパリを拠点とし、光をテーマに写真、彫刻、インスタレーション、建築と幅広く活躍。
1977年に「窓」シリーズでアルル国際写真フェスティバル⼤賞を受賞、⼀躍世界的な脚光を浴び、⽇本、ヨーロッパにて数多くの展覧会を開く。以後、⽊村伊兵衛賞、ニエプス賞、フランス芸術⽂化勲章シュバリエ、パリ市芸術⼤賞など数々の受賞を重ねる。また、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど世界的ブランドの⽇本⼈初のブランディングコンサルタントとして様々な広告、企画を⼿掛ける。
2004年、東京都庭園美術館にて「⽥原桂⼀ 光の彫刻展」を開催。未だに語り継がれる。
2017年、プラハ国⽴美術館にて、世界で最も注⽬を集める芸術家のゲルハルト・リヒターやアイ・ウェイウェイと肩を並べ、シリーズ「Photosynthesis1978-1980」の世界初となる⼤規模な展覧会が開催された。