開催情報
【作家】
宮永亮×つくるビル
【期間】2013年11月20日(水)~12月23日(月・祝)
【料金】入場無料
会場
会場名:つくるビル 202号室
webサイト:http://www.tukuru.me/
アクセス:〒600-8108 京都市下京区五条通新町西入西錺屋町25
電話番号:075-201-9631
開館時間:11:30〜19:00(最終日は18:00まで)
休館日等:火曜休み
概要
2012年12月にオープンしましたつくるビルは、一周年記念企画展として宮永亮氏とのコラボレイト制作を進めております。
実写映像のコラージュによる制作を続ける宮永亮にとって、映像は絵画における絵具のようなもの。今回は、古ビルをリノベーションし、再び人々が集まる場へと生まれ変わった「つくるビル」周辺を‘絵具’として提供いたしました。
展示の行われるカフェ空間は、日中はビル周辺で働く人々も憩う場所です。
見慣れた日常風景がつくるビル内部へ持ち込まれ、変質されて行くのを目撃した人々は、休息を終え再びその日常へと降り立つ事となります。
本展によってビル外部から内部へと持ち込まれ、合成されたビジュアルは、人々の内部に記憶され再び外部へと出て行くでしょう。
その体験は、人々の「日常」への視点をよりスリリングに、エキサイティングに、あるいはコミカルに変質させるかもしれません。
”INSIDE-OUT”というタイトルには、そうして様々な内と外の繋がりが好ましく交錯する場として本展を設定したい、という願いが込められています。
イベント、その他
オープニングトーク 「映像をつくること」OUTSIDE編
日時:2013年11月23日(土) 17:00~/18:00~パーティー
出演:宮永亮 × 石川秀和・村田ちひろ(つくるビル運営メンバー)
参加費:1ドリンクオーダー制
パーティーは、有料にてドリンク・フードをご用意いたしております。どうぞお気軽にご参加ください。
放談 「映像をみること」INSIDE編
日時:12月8日(日) 18:00~
出演:宮永亮×平田剛志
参加費:1000円(1ドリンク付き)
プロフィール
宮永亮
1985年北海道生まれ、京都市在住。京都市立芸術大学大学院修了。平成23年京都市芸術文化特別奨励者。
実写映像を幾重にも渉るレイヤーで構成し、コラージュする手法を用い、インスタレーションおよびスクリーニングによる発表を行う。
平田剛志
2004年 多摩美術大学美術学部芸術学科卒業。京都国立近代美術館研究補佐員。
近現代美術史、視覚文化論専攻。他に現代美術の批評、展覧会企画のキュレーション、近代の鳥瞰図研究など幅広く活動を行なう。アートウェブマガジンの編集・ライターを経て2012年より現職。