開催情報
【期間】2016年6月1日(水)-7月24日(日)
【開館時間】9:30~17:00/火〜木・土日祝(入館は16:30まで)
9:30~20:00/金(入館は19:30まで)
【休館】月曜日休み ※ただし、5月2日(月・祝)は開館
【料金】一般430円(220)
大学生130円(70)
高校生/中学生以下無料
( )内は、前売り料金/[ ]内は、20名以上の団体料金
※本料金でコレクション展もご覧いただけます。
※心身に障がいのある方と付添者1名は無料。
(入館の際に証明できるものをご提示ください)
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2016/413.html
会場
会場名:京都国立近代美術館
webサイト:http://www.momak.go.jp/
アクセス:〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
電話番号:代表:075-761-4111
テレホンサービス:075-761-9900
開館時間:9:30~17:00/火〜木・土日祝(入館は16:30まで)
9:30~20:00/金(入館は19:30まで)
休館日等:月曜日休み
概要
カリブの島国キューバが、映画ポスターの国でもあることをご存じでしょうか? 魅力的な音楽やダンスで常に注目を浴びるキューバは、1959年の革命以降、国立の映画芸術産業庁(ICAIC[イカイック])を拠点に次々と先鋭的な映画を送り出してきた「小さな映画大国」でもあります。新ラテンアメリカ映画祭の開催でも知られる首都ハバナは、ラテンアメリカ映画の中心地のひとつとなっています。
そのキューバは、映画の宣伝においても”革命的な”手法を取り入れました。映画ポスターのグラフィックに様々なデザイナーや画家を招き、その製作を大量印刷向きのオフセットではなく手刷りのシルクスクリーンで行うという独自性は、一国の映画産業として世界の他のどこにも見られないものです。エドゥアルド・ムニョス・バッチ、レネ・アスクイ・カルデナス、アントイオ・フェルナンデス・レボイロをはじめとする作家たちが、映画作品からの刺激を通じて生み出した豊かな色合いと華やかな表現は、映画に新たな価値を与えるとともに、それ自体が鮮烈な作品となっています。
この展覧会では、当館と東京国立近代美術館フィルムセンターの共催により、多摩美術大学に寄託されている竹尾ポスターコレクション所蔵作品を中心に、革命期から1990年前後までに制作された85点の映画ポスターを紹介します。キューバ映画はもちろん、盛んに輸入された外国映画のポスターにも焦点を当て、知られざる「映画ポスターの楽園」に皆様をいざないます。