江戸の植物画

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開催情報

 
【期間】2016年4月29日(祝・金)〜6月26日(日)
【開館時間】10:00~19:30(入館は19:00まで)
【休館日等】月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)
【料金】一般 500円(400円)、大学生400円(320円)、小中高生無料
※( )内は20名以上の団体料金。
*上記料金で、3階フィルムシアターもご覧いただけます。
※( )内とは前売り、団体(20名以上)の料金

http://www.bunpaku.or.jp/exhi_kikaku_post/edo_syokubutsu/

会場

会場名:京都文化博物館 
webサイト:http://www.bunpaku.or.jp/
アクセス:〒604-8183 京都市中京区三条高倉 京都府京都文化博物館
電話番号:075-222-0888
開館時間:10:00~19:30(入館は19:00まで)
休館日等:月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)

概要

 古来、私たちは様々な形で植物と関わってきました。衣食住の材料として、あるいは鑑賞用として生活を彩る植物は、洋の東西を問わず早くから人の研究対象となり、芸術のテーマとなっています。
 中近世の日本は、世界中を見渡しても、恐らく最も植物に魅せられた土地の一つでしょう。奈良時代以来、様々な植物の見分け方や利用法を中国に学んだ日本は、特に江戸時代に世界中からもたらされた舶来の植物や学問に接し、独自の植物文化を大きく花開かせました。貴族・武士から庶民まであらゆる人々が参加した江戸時代の園芸熱は、当時の世界で最も独特かつ豊かな品種群を産み出しています。植物へのあくなき探求心は、絵画を中心に文化芸術にも大きな影響を与えました。自然の芸術とも言える美しく珍しい植物の数々を観察し、育てて利用することへの興味と共に、絵に記録し楽しむことへの興味が養われたのです。学者顔負けの知識を持つ画人たち、画家顔負けに絵の達者な学者たちが描く植物のイメージは実に多種多様で、植物をモチーフとする近世絵画をより豊かなものとしています。
 本展示では、主に江戸時代以前の絵画や書籍を御覧頂き、植物に魅せられ続けた日本文化の一面をご紹介したいと思います。いつの世も変わらぬ人の植物への好奇心、植物を通じて表そうとした生命への愛情を感じて頂ければ幸いです。

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