開催情報
【作家】
笹山忠保
【期間】2014年4月26日(土)~6月29日(日)
【料金】一般1000円(800) 高大生650円(500) 小中生450円(350)
( )内は、前売り料金/20名以上の団体料金
http://www.shiga-kinbi.jp/?p=17908
会場
会場名:滋賀県立近代美術館
webサイト:http://www.shiga-kinbi.jp/
アクセス:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
電話番号:077-543-2111
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日等:月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)
概要
「信楽焼:SHIGARAKIYAKI」といえば、滋賀県の生み出す地場産業製品の代名詞といえます。その起源を聖武天皇の造営した紫香楽宮に求める説もあるなど、日本を代表する「信楽焼」は中世以前にまで遡る長い伝統を受け継ぐ焼き物名称、あるいは生産地名として国内はもちろん海外でもその知名度は高いでしょう。そのような信楽焼は、長い間、茶陶器や食器、火鉢など伝統的な生活用品を生産してきましたが、戦後になって生活様式が変化すると同時に、京都などの文化圏とさまざまな情報交流が行われる中で、造形的な要素を追い求めた新たな陶芸作品が制作されるようになってきました。
そのような現代陶芸作品への創作を果敢に進めてきたのが笹山忠保です。1939年、信楽に生まれた笹山は、若い頃から現在に至るまで常に新しい感覚による造形やデザインを目指し、現代的な陶による造形作品を創作発表してきました。若い頃、岡本太郎による東京オリンピック競技場の陶壁製作に参加したこと、サム・フランシス、ロバート・ラウシェンバーグなどアメリカ現代作家との信楽での交流、八木一夫や鈴木治、山田光らが創設した前衛陶芸グループ「走泥社」への参加、さらには造形作家のイサム・ノグチとの出会いなど、著名な芸術家との交流を通して生み出された作品は、新鮮で不思議な魅力にあふれています。伝統陶芸の産地に生まれ育ちながら、笹山は常にその流れの先端を切り拓くかのように造形的な作品制作を続けている作家です。本展では1960年代から最新作まで、笹山が創作し続けた現代陶芸による約100点の作品を展示公開いたします。
主催:笹山忠保展実行委員会(滋賀県立近代美術館、京都新聞、BBCびわ湖放送、公益財団法人秀明文化財団)
後援:滋賀県教育委員会、甲賀市
協賛:株式会社大塚製薬工場、財団法人地域創造
協賛企業:株式会社精土、株式会社釉陶
イベント、その他
■田島征彦・笹山忠保・ペインティング・パフォーマンス・in・滋賀近美
内 容=田島征彦(絵本作家)による笹山忠保の陶作品へのドローイング制作
日 時=5月18日(日) 午後2時から
会 場=美術館ギャラリー展示室
観覧料=無料
■記念シンポジウム・現代陶芸を語る
日 時=5月11日(日) 午後2時から
パネラー=小林陸一郎(美術家)×吉村良夫(美術評論家)×中村錦平(陶芸家)×笹山忠保
会 場=美術館講堂
入場料=無料
■子供対象イベント「10トンの粘土で遊びましょう!!」(往復ハガキまたはホームページによる申込制)
日 時=6月1日(日) 午前10時─午後3時
会 場=美術館ギャラリー展示室
参加費=無料(要観覧券)
対 象=幼稚園児、小学生あわせて50人の参加者を事前申込受付します。
申込方法=往復ハガキまたはインターネットによる申込み制
★往復ハガキの場合:往復ハガキに以下の内容をかいて、締め切りまでに応募してください。
(1)希望される日とイベント名 (2)氏名とふりがな (3)郵便番号と住所 (4)電話番号 (5)FAX番号(お持ちの場合)
宛 先:〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1 滋賀県立近代美術館『10トンの粘土で遊びましょう』係
★インターネットの場合 専用申込フォーム(こちら)からお申込みください。
申込み締切り=5月20日(火) 必着
備 考=申し込み多数の場合は抽選となりますのでご了承ください。
■たいけんびじゅつかん「土からボールを産み出そう!」 (往復ハガキまたはホームページによる申込制)
日 時=5月25日(日)・6月8日(日) 2日連続 いずれも午後1時〜4時30分
講 師=笹山忠保(現代陶芸家)
対 象=小中学生とその保護者(お子さまと保護者一緒にお申し込み下さい)
定 員=15家族(定員を超えた場合は抽選となります)
材料費=お一人 500円程度 *大人の方は観覧券(団体料金800円)が必要です。
申込締切=5月12日(月)(必着)