開催情報
【期間】2022年5月28日(土)~ 7月3日(日)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日等】月曜日
【料金】一般800円、高大生600円、中学生以下無料
※本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
※20名以上は団体割引20%、障害者手帳ご呈示の方は無料
https://sen-oku.or.jp/program/2022_urushi/
会場
会場名:泉屋博古館
webサイト:http://www.sen-oku.or.jp/
アクセス:〒606-8431京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
電話番号:075-771-6411
概要
中国・明時代の漆工品である龍図堆黄円盆および双龍図堆黄長方盆の修復完成を記念し、漆の美を探求する展覧会を開催します。
漆、それはアジアの人々が発見した不思議な素材です。塗料・接着剤として用いられた漆は、長い時間をかけて地域ごとに独自の技法が磨き抜かれていきます。本展では東アジアにスポットを当て、中国、朝鮮、そして日本で育まれた多彩な漆工品について、それを生み出した技法とともにご紹介します。今回一挙に公開する住友コレクションの漆工品は、茶室、能舞台、香席、酒宴、書斎・・・・・・かつて様々な場に顔をのぞかせた「実用」の品でした。会場では、漆が彩った近代数寄者のくらしについても探ります。ただ、漆の美も時の流れによる劣化には逆らえず、何百年にもわたって愛玩して伝えていくには定期的な修復を必要とします。展示では修復後初公開となる堆黄盆を例として、最新の修復技術もご紹介いたします。