開催情報
【期間】2022年6月3日(金) — 7月2日(土)
【開館時間】 11:00—17:00
【休館日等】日・月 ※ ただし、6月5日[日]は開館
【料金】無料
https://artcenter.seian.ac.jp/exhibition/5331/
会場
会場名:成安造形大学【キャンパスが美術館】
webサイト:http://www.seian.ac.jp/gallery/
アクセス:〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1
電話番号:077-574-2111
概要
うつし(模写)の歴史は長く、日本画や仏画においては古くから画業の訓練、修行としておこなわれてきました。そこでは、過去の作品をなぞることによって、指先から作者の意図を理解することが試みられます。どのように思考し、なぜこの線が引かれたのか。線の1本1本に込められた精神性を読み解きながら作業を進めていく様子は、身体を通した作品との対話と言えます。また、うつしには保存の側面もあり、失われた原画の様式や技法を後世に伝える役割も担っています。
本展覧会では、大学が所蔵している円山応挙の屏風と学生による模写作品や浮世絵のコレクション、プロジェクト授業で行われた醍醐寺、三井寺仏画の復元模写作品を中心に展示します。現物とうつしを見比べることで、時代を超えた作者の対話を感じられる機会となれば幸いです。