ザムザ2018 ~ 虫によせて

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開催情報

【作家】伊賀美和子、荻野夕奈、辻元美穂、西端みずほ、藤井健仁、冬耳
【期間】2018年11月10日~12月29日(会期中金・土曜日のみオープン/その他の曜日は要アポイント)
【開館時間】11:00~18:00
【休館日等】日曜~木曜休廊(ただし事前アポイントにも対応いたします)
【料金】無料

会場

 
会場名:HRDファインアート
webサイト:http://www.hrdfineart.com/
アクセス:〒602-0896 京都市上京区上御霊竪町494-1
開館時間:11:00~18:00
休館日等:会期中金・土曜日のみオープン/その他の曜日は要アポイント
  

概要

HRDファインアートでは、ホン・ジョンピョ個展「The Matter of Concern to Me」との同時開催として、グループ展「ザムザ2018 ~ 虫によせて」を11月10日から開催します。本展は「虫」をテーマとした小品を展覧するグループ展で、出品作家は伊賀美和子、荻野夕奈、辻元美穂、西端みずほ、藤井健仁、冬耳の6名です。

秋の鳴く虫、美しい蝶、子供たちに人気の甲虫類、そして身のまわりの様々な害虫まで、虫は人間の生活の最も近くにある生物だと言えるかもしれません。しかしながら、虫の生態や進化の歴史にはいまだに多くの謎が残されているとも言われており、人間(哺乳類)とは全く異なる姿かたちや生態をしていること、意思疎通が全くできないことなど、人間からは大きくかけ離れた生物でもあります。

私たち人間にとっては完全に異質な存在、すなわち圧倒的な「他者」である「虫」。だからこそ、フランツ・カフカはその小説『変身』の中で、不条理性を象徴するものとして、主人公グレゴール・ザムザを「毒虫」に変身させたのでしょう。

本展は、立体から絵画、写真まで、幅広いメディアで、また様々な視点・思考から「虫」を捉えた作品を通じて、身近でありながら謎めいて美しいその存在に改めて光を当てるとともに、「生命とは?」「人間とは?」という根源的な問いを投げかけることをも企図した展覧会となります。虫嫌いの人も、虫好きの人も、ぜひご覧ください。

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