嵯峨芸術センター オープン記念企画「芸術の力-篠原猛史展」

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開催情報

【作家】
篠原猛史

【期間】2014年6月17日(火)〜7月6日(日)
【料金】無料
 
http://www.kyoto-saga.ac.jp/event/15773

会場

会場名:京都嵯峨芸術大学付属ギャラリー
webサイト:http://www.kyoto-saga.ac.jp/
アクセス:〒616-8362 京都市右京区嵯峨五島町1
電話番号:075-864-7858
開館時間:12:00~18:00
休館日等:無休

概要

このたび京都嵯峨芸術大学では、研究・発表の促進と高度化、それと連動した地域連携・社会連携活動の活性化をめざし、あらたな附属施設として「嵯峨芸術センター(略称:SAC)」を設置いたしました。このSACのオープンを記念して、本学客員教授の篠原猛史氏の個展を開催いたします。

篠原氏は1951年京都生まれ。大阪芸術大学を経て、1977年に本学の前身である嵯峨美術短期大学の美術専攻版画グループを卒業されました。その後国内外の展覧会で受賞を重ねながら、アメリカ、ベルギー、スウェーデンでさらに研鑽を積み、その作品は国際的に高い評価を得ています。
2014年度からは本学客員教授に就任され、後進の指導にあたるとともに、SACの委嘱により「芸術の力」の研究に従事されています。

篠原氏の作品は、版画、ドローイングから、素材を問わない立体、そしてパフォーマンスにいたるまで、ジャンルを超越した展開を見せます。入念な手仕事が施されていながらも作為を感じさせずに-いわば自然の一員として-「ひっそりとそこにありつづけて」いたり、宇宙の力の均衡を暗示しながら「回転」を繰り返していたり、地から得た素材が水や火や風邪の力で変容し、あるいはせずに時を経ていたり….篠原作品の底流にはつねにそのような「自然」に対するまなざし、ひいては「生」に対する指向があるといえるでしょう。けれどもそこに難解な解釈が要求されるわけではありません。その作品を前にして、わたしたちはおもわず「かわいぃ」とつぶやき、ときには微笑んでしまう、そうした愛らしさが感じられるものが多いのも事実です。
京都では久しぶりの個展となるこの機会に、ぜひ篠原作品の豊かな世界をご覧いただき、お客様それぞれに芸術の持つさまざまな「力」に思いを馳せていただけたら幸いです。

お問い合わせ:社会連携・研究支援グループ:075-864-7898

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