琳派400年記念 本阿弥家・尾形家の血脈を受け継ぐ 「樂歴代 装飾への荷担・抑制と解放」展

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開催情報

【期間】2014年3月7日(土)~2015年8月2日(日)
【料金】大人900円 大学生700円 高校生400円 中学生以下無料

http://www.raku-yaki.or.jp/museum/exhibition/index.html

会場

会場名:樂美術館
webサイト:http://www.raku-yaki.or.jp/
アクセス:〒602-0923 京都市上京区油小路通一条下る
電話番号:075-414-0304
開館時間:10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日等:月曜日休み(ただし、祝日の場合開館)

概要

樂茶碗は長次郎を本源に負って、450年その伝統を伝えてきました。
その歩みは、伝統の踏襲でないことは言うまでもなく、樂歴代にとって「伝統」とは常に新たな表現に向かっての挑戦、創造であることです。
長次郎茶碗は利休「侘茶」の理想を背負った茶碗。可能な限り装飾を排除し、変化を抑制した無作為な姿。
その本源を受け止めながら歴代の創造への格闘が繰り広げられます。

琳派に代表する装飾への広がり
非装飾である樂茶碗の本源的哲学を据えて装飾への荷担へ。
樂歴代は時代を追って装飾的試みを模索してゆきます。
本源を守り、本源を尊び、その上で装飾の可能性を追求する。
まさに、それは「抑制と解放」その狭間での葛藤と言えましょう。

本展は長次郎茶碗を戴き、歴代の装飾表現のあり様を窺います。
琳派の祖・光悦と親しい交友を結び、光悦から創造の魂を受け取った三代道入
四代一入のプリミティブな文様表現、五代宗入の鉢、向付に見られる三彩色釉の世界
さらに十四代覚入の伝統様式とモダンの調和、十五代吉左衞門の現代琳派に通じる多様な装飾表現など
樂歴代の「装飾への荷担」を追って行きます。

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