開催情報
【作家】カロリナ・ブレグワ,アグニェシュカ・ブジェジャンスカ,ピョトル・ブヤク,contact Gonzo,東影智裕,hyslom,今村遼佑,石橋義正+安藤英由樹,川田知志,小泉明郎,ダニエル・コニウシュ,ロベルト・クシミロフスキ,マリア・ロボダ,松田壯統,岡本光博,アリツィア・ロガルスカ,笹岡由梨子,ウーカシュ・スロヴィエツ,スタフ・シュムスキ,谷中佑輔,山本麻紀子
【期間】2019年5月18日(土) – 6月23日(木)
【開館時間】京都芸術センター10:00~18:00 ※5/29、6/12は休業(ギャラリー北・南は20:00まで、無休)
ロームシアター京都10:00~19:00 ※5/29、6/3、6/12は休業
ザ ターミナル キョウト10:00~18:00 ※無休
【料金】無料
会場
会場名:京都芸術センター、ロームシアター京都、ターミナル キョウト
webサイト:http://www.kac.or.jp/events/25636/
アクセス:京都芸術センター:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
ロームシアター京都:〒606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町13
ターミナル キョウト:〒 600-8445 京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地
電話番号:京都芸術センター 075-213-1000
概要
日本とポーランドのアーティスト21組による競演
ポーランドと日本は、それぞれ豊かな歴史や文化の伝統を持ちながら発展してきました。とりわけ、両国に共通してみられる感性的特質、季節や時代の移ろいを敏感に感じ取り、変化する姿に「もののあわれ」を感じ愛でる美意識は高く評価されています。
ポーランドは、複雑な歴史を背負いながらも、その中から優れた芸術を生み出し続けてきたばかりでなく、生活全般と密接に結びつく工芸、建築デザインなどでも知られ、また映画や音楽、ファッションなどの分野でも高い評価を得ています。日本は独自の文化・思想的背景を元に、細やかな手仕事と仕上げの見事さで際立ち、また身体感覚と結びついた多様な表現の豊かさも見逃せません。
本展では、両国の若手中堅の作家に注目し、その美的・批判的価値の共通要素に焦点を当て、鋭い感性で社会を切り取る作品を通じて、両国の現代社会の姿について考えてみたいと思います。
本展を準備するにあたり、異なる様々な文化的背景を持った両国の作家相互がそれぞれに「生きた対話」を行い、意見交換し、学び合ってきました。本展は非・一元的な価値観や現象を示すことを目指しており、それを通じて、主要な中心的位置から隔たった、より小さな社会構造や目立ちにくい地方都市において、より生き生きとした社会生活が営まれることが示されるでしょう。
本展は日本とポーランド両国で実施し、そのことで社会的政治的な変化や芸術のポストコロニアル的な解釈といった、同一のテーマに関して、いわゆる西欧的ではない立場から、多様で異なる見方を提案します。