開催情報
【作家】大住由季・國松万琴・栗本夏樹
【期間】2022年11月15日(火)〜11月20日(日)
【開館時間】11:00~17:00
【料金】無料
会場
会場名:生活あーと空間 ぱるあーと
webサイト:http://www.par-art.co.jp/
アクセス:〒602-8031 京都市上京区西洞院通り下立売南入東裏辻町408
電話番号:075-231-5479
概要
私たち3人は京都市立芸術大学工芸科の同級生として学生時代、共に学びました。専門分野は織、陶、漆と違いますが、お互いに刺激を受け合って40年近く制作活動を続けて来ました。
今回、生活あーと空間ぱるあーとを会場とし、京都芸大・工芸三人展として40年ぶりに集結します。生活感溢れるぱるあーとの空間で人の暮らしを豊かにする工芸の未来を共に考えたいと思います。
お忙しい中と思いますが、是非ご高覧賜りますようお願いいたします。
大住由季・國松万琴・栗本夏樹
大住由季[織]YUKI OSUMI
シンプルに「織る」ことによる表現を続けてきました。経糸と緯糸が交錯することで布ができます。素材を選択し染色、それを組み合わせて織ることで様々な布としての表情を見せてくれます。今回は、織りあがった布を織物組織にそって折り曲げることでイメージする形を作り構成しています。経糸と緯糸のみでできる織物ならではの表現で、テーマとする「日々感じていること」が伝わることを願って。
國松万琴[陶]MAKOTO KUNIMATSU
ジャンルは陶造形。本の形体から物語のイメージを導く「ほんのかたち」や、海外旅行で訪れた街や風景の記憶をイメージにした「旅のかたち」をメインテーマとして制作しています。また、違うジャンルの作家とのコラボレーション作品では大変刺激を受けています。他にも、暮しを豊かにする工芸を意識した茶道具や植物とのコラボ作品も手がけています。素材・技法は陶土で成形し、釉薬とガラスで焼成し、上絵を施す場合もあります。
栗本夏樹[漆]NATSUKI KURIMOTO
ここ数年、河原や海辺で集めた石に漆を塗った漆石作品に取り組んでいます。どの石も地球の一部なので「星のかけら」と呼ぶ事もあります。艶やかな漆を塗ることで石が宝石に生まれ変わる様に感じます。また、植物の樹液である漆が石に施される事で無機的な印象から有機的な印象に劇的に変化するのも見所の一つです。