2022年度特別展 仏法東帰 —大仏開眼へのみち—

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開催情報

【期間】2022年10月11日(火)- 2022年11月28日(月)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日等】日・月曜日
【料金】一般・大学生:500円

本館には駐車場がありません。
ご来館の際は、公共交通機関をご利用ください。
ただし、身障者用の車の場合は事前にご連絡ください。
新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、臨時休館となる場合もございます。

https://www.otani.ac.jp/events/2022/sfpjr7000000px9t.html

会場

会場名:大谷大学博物館
webサイト:http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum/
アクセス:〒603-8143 京都市北区小山上総町
電話番号:075-411-8483

概要

天平勝宝4年(752)4月9日、東大寺では本尊盧舎那大仏の開眼供養が盛大に催されました。孝謙天皇は文武百官を率いて参列し、そこには聖武太上天皇、光明皇太后の姿もありました。参会した僧侶は一万に及んだといわれます。この盛儀を『続日本紀』は誇らしげに「仏法東帰、斎会之儀、未嘗有如此之盛也」と語っています。開眼会は、仏教公伝200年目として仏法興隆の頂点、仏国土の実現を宣言するものでもありました。それを推し進めたのは他ならぬ聖武太上天皇でした。聖武太上天皇の仏教信仰は、さまざまな環境により深められましたが、その一つに聖徳太子への信仰がありました。聖武太上天皇には、日本仏教興隆の祖としての聖徳太子への篤い尊崇と、その意思を継ぐものとしての深い自負が伺えます。本展では、盧舎那大仏開眼の様子とその意義を紹介する「Ⅰ 大仏開眼」、大仏開眼の起点であり、日本を大きく変化させて仏教伝来の意義を紹介する「Ⅱ 仏教公伝」、そして両者をつなぐ奈良時代の聖徳太子信仰の諸相を紹介する「Ⅲ 聖徳太子信仰と聖武天皇」の3つのコーナーで構成します。奈良時代に展開した聖徳太子信仰は、平安時代にも隆盛し、鎌倉時代には宗祖親鸞に代表されるように鎌倉の祖師たちに受け継がれていきました。本展によって、仏教伝来、大仏開眼や聖徳太子信仰など日本仏教濫觴期の息吹に触れていただければ幸いです。

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