開催情報
【期間】2015年 10月10日(土)~ 11月28日(土)
【料金】無料
http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum/nab3mq0000043z6f.html
会場
会場名:大谷大学博物館
webサイト:http://www.otani.ac.jp/kyo_kikan/museum/
アクセス:〒603-8143 京都市北区小山上総町
電話番号:075-411-8483
開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日等:日曜日・月曜日
概要
本年は、本願寺第八代・蓮如が誕生してから、六百年目にあたります。若いころより苦学を重ねた蓮如は、四十三歳にして本願寺を継ぎ、以降、畿内近国や東海地方などで積極的に布教活動を展開しました。「御文」や「名号」、「正信偈」「和讃」などによって、浄土真宗の教義をわかりやすく伝える蓮如の教えは、戦国乱世の激動の世の中にあって、多くの人びとに広まり、本願寺教団は飛躍的に成長しました。
一方、急速に拡大した蓮如教団は、比叡山衆徒による弾圧(寛正の法難)や、一向一揆と守護大名の対立など、さまざまな苦難に出会うこととなります。しかし、蓮如はそのようななかにあっても浄土真宗の教えを民衆に弘め続け、後には「本願寺中興の祖」とも呼ばれるようになりました。
本展は、蓮如の人となりを肖像や手紙で紹介する「本願寺蓮如」、寛正の法難以後の近江を中心とした教化活動を紹介する「寛正の法難と教化のあゆみ」、吉崎など北陸での布教の様子を紹介する「北陸教化と真宗繁昌」、洛東山科に本願寺を再建してから示寂に至るまでと、蓮如示寂後の遺弟たちによる蓮如への思慕のかたちを紹介する「山科時代とその後」の四つのテーマで構成し、八十五年間にわたる戦国乱世の念仏者・蓮如の生涯をたどります。
最後になりましたが、本展覧会の開催にあたってご高配を賜りました関係各位に深く感謝いたします。