開催情報
【作家】
トーマス・シュルツ
【期間】2013年10月29日(火)~11月10日(日)
【料金】無料
http://www.art-space-niji.com/index.html
会場
会場名:アートスペース虹
webサイト:http://www.art-space-niji.com/
アクセス:〒605-0041 京都市東山区三条通神宮道東入ル東町247
電話番号:075-761-9238
開館時間:11:00~19:00(最終日は18:00まで)
休館日等:月曜日休み
概要
川崎重工および三菱重工の削岩機が、1989年から1992年までの間、英仏海峡の海底の白亜層(チョーク)を掘り進め、フランスとイギリスを結ぶレール・トンネルとサーヴィス・トンネルを貫通させた。
砕かれて流体となった白亜岩が流れる音と、英仏海峡トンネルのパイプラインを貫く圧縮減少の打撃音とが、アートスペース虹での音響彫刻の素材として基調音をなしている。
エトナ山の蝉の鳴き声が端緒を奏で、言語と響きとが音響的なインパルスへと転換する中で、それらはネットキーボードのスピーカーを通して音の集団となる。そこからは砕かれて流体となった白亜岩が流れる音が立ち昇る。
エトナ山の火山灰を踏みしめる足音に混じる蝉の鳴き声は「ニュークリア・シューズ(核の靴)」(ベルリン、1989年)へとつながっていく。
イベント、その他
サウンドアート・シンポジウム
日時:2013年11月2日(土) 14:00 – 17:00
場所: ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
Ⅰ:講演 トーマス・シュルツ 「京都/光景を聴く」
Ⅱ:討論 「場所と音響」
トーマス・シュルツ、フィリップ・ゾルマン、ニシジマ・アツシ、中川真(司会)