開催情報
【作家】成山亜衣
【期間】2018年10月23日（火） – 10月28日（日）
【開館時間】12:00～19:00/日曜日は17:00まで
【休館日等】月曜日
【料金】無料
https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2018/09/nariyama-ai-exhibition-1023-28-2018.html
会場
会場名：ギャラリーモーニング
webサイト：http://gallerymorningkyoto.com/
アクセス：〒605-0034 京都市東山区三条通白川橋東入四丁目中之町207番地
（三条通り岡崎広道西南角）
電話番号：075-771-1213
開館時間：12:00～19:00/日曜日は17:00まで
休館日等：月曜日
概要
落語などで“おとといきやがれ ”という台詞を耳にするが、その言葉を今一度、噛み締めてほしい。
というのも“おとといきやがれ”は、“二度と来るな”の意を相手にそのままくみ取らせるが、トンチが効いているせいか嫌な気がしない。
更にいうと、「おとといだったら来ても良かったのにねー」という風に、本来の言葉の意と反して、優しささえも私は感じてしまうのである。
こんなにも変わった伝わり方があるだろうか。言葉は意味を示すものだが、この場合、言葉の指し示す意味とトンチのバランスが絶妙なゆえ“二度と来るな”以上の人間らしい含みが生じ、魅力的に感じるのである。
そして、こういう風に自作の作品が成立できたら…と常々考えてしまう。絵画の枠の中で自身の答えを表す平面制作という事だけでなく、足をすくわれる様な要素をどこかに組み込みたいと考えている。その際、両方のバランスの調整が困難で、私をいつも悩ませてきた。
そもそも、足をすくわれる要素いる？と言われてしまいそうだが、今のところ、そういう性分なんです…としか言えないのが残念である。
残念だといってもやはり展示には、おとといと言わず、期間内に来てほしいと思ってしまう。
成山亜衣
