2021年度特別展 文化財発掘Ⅷ 埋もれた古道を探る

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開催情報

【期間】2022年3月16日(水)~5月15日(日)
【開館時間】9:30~16:30(入館は16:00まで)
【休館日等】月曜日、火曜日
【料金】一般400円、高校・大学300円、小・中学生200円
次の方は入館無料(要証明書):障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名/70歳以上の方/京都府下の大学、高等学校、中学校、小学校、特別支援学校等に在籍する学生・生徒・児童/京都大学の学生・教職員

https://www.museum.kyoto-u.ac.jp/special/20220316/

会場

会場名:京都大学総合博物館
webサイト:http://www.museum.kyoto-u.ac.jp
アクセス:〒606-8501京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館
電話番号:075-753-3272

概要

京都大学構内の遺跡の調査・研究成果を紹介するシリーズ「文化財発掘」の8回目は、京の荒神口から白川、山中を越えて近江坂本へと通じている交通路「白川道」に光をあてた展示を企画しました。志賀越道、山中越などとも呼称される白川道は幕末以降、尾張藩吉田邸ならびに第三髙等中学校(現・京都大学吉田キャンパス本部構内)の設置により、一部が寸断されて今に至っています。長年にわたる発掘調査の積み重ねによって、キャンパスの地下には、平安時代後期から江戸時代まで各時代の道路遺構が良好に残っていることが、周辺の土地利用の様相とともに明らかになってきました。
 今回の展示では、白川道の実像と白川道周辺の土地利用の形態を発掘調査の結果から明らかにいたします。合わせて、江戸時代の白川道が描かれている「山城國吉田村古図」などの江戸時代の絵図類や明治20年に第三髙等中学校がこの地に移転した際に作成された敷地実測図(本学文書館蔵)も展観に供します。絵図や実測図に描かれた白川道と発掘調査による実態を結びつけて観覧していただくことで、白川道に対する知見をさらに深めていただけることを願っております。

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助成: