開館40周年 企画展第3弾 戦後日本のグラフィック

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戦後日本のグラフィック_レイアウト

開催情報

【期間】2021年11月15日(月)〜12月25日(土)
【開館時間】10:00-17:00(入館は16時30分まで)
【休館日等】日曜日・祝日
【料金】一般200円、大学生150円、高校生以下無料

https://www.museum.kit.ac.jp/20211115.html

会場

会場名: 京都工芸繊維大学美術工芸資料館
webサイト:http://www.museum.kit.ac.jp/index.html
アクセス:〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
電話番号:075-724-7924

概要

京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、これまで19世紀後半のフランスポスターに始まり、世界中のグラフィック・デザイン資料を収集してきました。 今回は美術工芸資料館開館40周年企画展第3弾として、日本のポスターコレクションの中から第二次世界大戦後のポスター40数点を展示します。
  戦後の復興期から高度成長期にかけて、日本国内のグラフィック・デザインは飛躍的に発展します。1951年にはグラフィック・デザイナーの職能団体として「日本宣伝美術協会」が設立され、クライアントのための広告デザインを行うだけでなく、展覧会の開催や作品公募を実施するなどグラフィック・デザインの発展に寄与してきました。また印刷と版画の垣根を超えた実験的な試みも多く行われた時代でもありました。美術界における世界的な版画の隆盛に後押しされ、1957年からは「東京国際版画ビエンナーレ」も開催されました。このビエンナーレの告知ポスターやカタログの装幀では第一線のグラフィック・デザイナーたちが腕を振るったことでも知られています。
  本展覧会では、1964年の東京オリンピックのデザイン・ディレクションでも有名な亀倉雄策を始め、世界的に活躍してきた田中一光、横尾忠則、粟津潔、福田繁雄らによる1960年代から80年代までの作品を中心に紹介します。
  本展覧会により、戦後の広告産業の発展とともに先鋭的なデザインで世界を席巻した日本のグラフィック・デザインを再発見する機会となれば嬉しく思います。

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