開催情報
【期間】2020年1月14日(火) – 2月22日(土)
【開館時間】10:00-17:00(入館は16:30まで)
【休館日等】日曜日、祝日、1月18日(土)
【料金】一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料で入場できます。
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳または被爆者健康手帳をお持ちの方及び付添の方1名は無料です(入館の際は、手帳の提示をお願いします)。
http://www.museum.kit.ac.jp/20200114.html
会場
会場名:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
webサイト:http://www.museum.kit.ac.jp/index.html
アクセス:〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
電話番号:075-724-7924
概要
京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、このたび、山鬼文庫(金沢市)所蔵作品をお借りして、「ジャパニーズ・モダンデザインの誕生-1940年代から70年代-」を開催いたします。
山鬼文庫は、工芸・デザイン史 研究者森仁史氏が蒐集された、歴史、思想、美術、デザインなどに関する膨大な図書で知られていますが、同文庫にはまた、デザイン資料としての「実物」も数多く収蔵されています。今回は、山鬼文庫から、1940年代から70年代にかけてわが国でつくられた家具、プロダクト製品、写真雑誌類、各種広告類さらにデザイン教本などをお借りして、日本のモダンデザインが確立してくる時期の様相をたどります。
展示は、第1部「グラフィック・写真のモダンデザイン」、第2部「家具にみるジャパニーズ・モダンデザイン」、第3部「戦後日本のプロダクトデザイン」および「山鬼文庫所蔵のデザイン教本」(附属図書館)からなり、第1部では戦前、戦中期に刊行された国策雑誌を中心に、アメリカの写真誌を参考にしたデザインの諸相を展示いたします。第2部では、1970年代までに制作された家具を中心に、第3部ではプロダクトデザイン製品を通して、日本のモダンデザインが形成されてくる過程を示します。また、附属図書館では、明治時代末から戦中期にかけての雑誌やデザイン教本、デザイン戦略に関する書籍を展示いたします。
この展覧会では、日本において、「デザイン」が徐々に形成されてゆく過程を、多彩で多様な「実物」を通してご覧いただきます。実物が語るジャパニーズ・モダンデザインの誕生をぜひお楽しみください。
《関連イベント》
●公開講座「書籍・雑誌にみるジャパニーズ・モダンデザイン」
2020年1月31日(金)15:00~17:00
会場:京都工芸繊維大学 附属図書館 研修室A
講師:森仁史(山鬼文庫)
事前申し込み不要。参加は無料です。
●シンポジウム「ジャパニーズ・モダンデザインの誕生」
2020年2月1日(土)13:30~17:00
会場:京都工芸繊維大学 60周年記念館 2階大セミナー室
基調講演:森仁史(山鬼文庫)
パネリスト:櫛勝彦・多田羅景太・廬ユニア
事前申し込み不要。参加は無料です。