開催情報
【作家】河合政之
【期間】2016年2月6日(日)~2016年2月28日(日)
【開館時間】12:00~19:00
【休館日等】月曜・火曜・祝祭日
【料金】無料
http://www.moriyu-gallery.com/exhibition/index.html?l=jp
会場
会場名:MORI YU GALLERY KYOTO
webサイト:http://www.moriyu-gallery.com/
アクセス:〒606-8357 京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町4-19
電話番号:075-950-5230
開館時間:12:00~19:00
休館日等:月曜・火曜・祝祭日
概要
〈natura(ナトゥラ)〉とは、ラテン語で「自然」をあらわす。一方、〈data(ダータ/データ)〉とは、同じくラテン語で「与えられたもの」の意である。
データというと一般的には、科学実験や社会調査、コンピューターなどの人為的なデータが思い浮かぶかもしれない。だがいま一度、この〈data=与えられたもの〉という言葉に深く考えをめぐらしてみるならば、無限の出来事に満ちた自然=naturaこそ、何よりもまず私たちの眼差しに与えられたもの=dataなのではないだろうか。
自らの眼をヴィデオに接続し、自然と遭遇する。そのとき、流れ落ちる水の飛沫は形象を生み出す。身体組織の闇は鉱物のざわめきに溢れている。電子データと一体化したまなざしは、そうした変幻や震えと共振し、有機と無機の機(はたらき)を疎通する機=会となる。
あらゆる自然がデータとなって映ずるとともに、あらゆるデータは自然のはたらきとしてあらわれる。そしてヴィデオは、自然=データとして有為転変する世界を内側から観るための、固有の眼差しとなるのである。
(河合政之)
レセプション
2016年2月6日 [土] 18:00-20:00