開催情報
【作家】八木 夕菜
【期間】2019年4月11日(木) – 5月12日(日)
【開館時間】10:00-17:00
【休館日等】会期中無休
【料金】無料
http://kyotographie.jp/kgplus/2019/exhibitions/21/index.html
会場
会場名:MOGANA
webサイト:https://yadomogana.com/
アクセス:〒604-8276 京都市中京区壺屋町450
電話番号:075-606-5281
概要
本作品シリーズは、写真の本質である光と影をテーマとし、太陽神、天照大御神が祀られる日向大神宮(京都)と日御碕神社(島根)を被写体に、陽が東から昇る日向大神宮では午前の光で、陽が西に沈む日御碕神社では夕刻の光でそれぞれを捉え、光と影を重ねて制作された。 光と影は、自然科学、宗教、哲学など、様々な分野で語られ続ける二元論の代表概念である。写真の世界でも光と影は主要テーマの一つであるが、本作では、敢えて物質的に「光=露光」と「影=印刷」に出力されている。光(RGB)と影(CMY)をそれぞれ幾十にも重ねると、光は白色に、影は黒色に近づいていき、奥深い色を形成する。英語の”Black”の語源は、「白」や「空白」を意味するフランス語の”Blanc”である。これは、色がないと同時に全ての色が重なっていることを意味する。つまり本作のBlanc/Blackとは、色即是空の理を具象化する一つの試みなのである。
* 本展は4月12日から5月12日まで京都市内を舞台に開催される[KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2019]のサテライトイベント「KG+2019」としても開催するものです。