開催情報
【作家】瀬々敬久
【期間】2018年2月10日(土)〜12日(月)
【上映時間】
10日(土)
10:30〜15:00
16:00〜20:30
11日(日)
10:30〜15:00
16:00〜20:30
12日(月)
10:30〜15:00
15:10〜16:10
16:30〜21:00
【料金】
一般¥2,000
学生¥1,000
会場
会場名:Lumen gallery
webサイト:http://www.lumen-gallery.com/
アクセス:〒600-8059 京都市下京区麩屋町通五条上る下鱗形町543 有隣文化会館2F
お問合せ:info@lumen-gallery.com
概要
4時間38分の壮大な「自主製作」
2010年に製作された壮大な「自主製作」大作4時間38分。監督は『64(ロクヨン)』などですっかりおなじみになった瀬々敬久。
その長大さもあって公開の機会はかなり限定されているが、瀬々は毎年東京・大阪・京都などで「自主上映」を敢行し続けている。
今回は、7年目にして実現した待望のBD/DVD化を記念してのBD上映。12日には瀬々監督も来場してトークショー(15時過ぎより)も開催予定。
上映に際して
瀬々敬久監督の『ヘヴンズ ストーリー』が遂にルーメン・ギャラリーに登場する。4時間38分のこの作品は、映画史上最大級の「自主制作」であり、その長大さから再映の機会は殆どない。
瀬々監督は、公開以降、毎年各地で「自主上映」を続けている。この作品こそは、ルーメンが手掛けるべきだと、設立以来考えていた。
2018年2月、本作のブルーレイ・DVD化を受けて、やっと実現する事ができる。
この作品の上映は、映像ギャラリーとしての本懐・本望であり義務でもあると思う。
《Lumen gallery プログラムティレクター/櫻井篤史》
作家コメント
京都には1980年から6年間住んでいた。その頃から8ミリで映画を作っていた。それから東京に出て助監督を始めた。33年が経って幸いにも映画を作って来られた。その中でも『ヘヴンズ ストーリー』は最も大切な映画の一つだと思っている。誰から言われたからでもなく自主企画として始めた。いつのまにか付いてしまった汚れやサビを落としたかった。自主自立、映画を始めたときは皆そうだ。今回、京都にいた頃に参加していたヴォワイアン・シネマテークの中心メンバーである櫻井さんが運営するルーメンで上映される。この場所で、もう一度初期に帰る。そう思っている。
作家プロフィール
1960年、大分県生まれ。京都大学在学中より自主映画を作り、助監督を経て89年『課外授業 暴行』で監督デビュー。ピンク映画から、テレビ、ビデオ、ドキュメンタリー等、様々なジャンルで作品を発表している。『ヘヴンズ ストーリー』(10)がベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞とNETPAC賞をダブル受賞。17年には『なりゆきな魂、』、『最低。』、『8年越しの花嫁』。18年は5月に『友罪』、長年の念願であった自主企画『菊とギロチン』が夏に公開予定。