開催情報
【期間】2014年4月22日(火)~6月15日(日)
【料金】一般1500円(1300円/1200円) 大高生900円(700円/600円)、中学・小学生500円(300円/200円)
※( )内の料金は前売り/団体20名以上
*前売り券の発売期間は2013年8月23日から10月11日までです。
*障がい者の方と介護者(1名)は、障がい者手帳などのご提示で、無料となります。
*キャンパスメンバーズは、学生証をご提示いただくと無料となります。
http://www.asahi.com/event/minamiyamashiro/
会場
会場名:京都国立博物館、明治古都館(本館)
webサイト:http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html
アクセス:〒605-0931 京都市東山区茶屋町527
電話番号:075-525-2473
開館時間:9:30~18:00/火〜木、土日(入館は17:30まで)
9:30~20:00/金(入館は19:30まで)
休館日等:月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)
概要
古都奈良と京都の間、京都府南部の「南山城(みなみやましろ)」の地には、奈良時代から平安時代以来の伝統を守り伝える古い寺院が点在しています。
─ みかの原 わきてながるる泉河 いつ見きとてか 恋しかるらむ ─
百人一首の中納言兼輔(かねすけ)の和歌に詠まれたように、上代には〈みかの原〉に恭仁京(くにきょう)が置かれ、木津川〈泉河(いづみがわ)〉が流れる風光明媚な南山城は古来、貴族たちの憧れの聖地でした。静かな山間に寺院を建て、この世に極楽浄土の夢を開花させようとしたのです。
本展では、この地域に伝来する優れた十一面観音像を含む仏像のほか、仏画や金工品、陶磁器、染織などの文化財や考古遺物を展示します。また京都国立博物館による文化財調査を通して明らかになった作品も公開し、南山城の歴史と風土、仏教文化を紹介します。
ご出陳いただく主な寺院は、相楽郡笠置町の笠置寺(かさぎでら)、木津川市加茂町の海住山寺(かいじゅうせんじ)・浄瑠璃寺(じょうるりじ)・岩船寺(がんせんじ)・現光寺(げんこうじ)、木津川市山城町の蟹満寺(かにまんじ)・神童寺(じんどうじ)、京田辺市の観音寺(かんのんじ)・寿宝寺(じゅほうじ)・酬恩庵(しゅうおんあん)(一休寺(いっきゅうじ))、綴喜郡宇治田原町の禅定寺(ぜんじょうじ)ほかあわせて十数箇寺にのぼり、国宝2件、重要文化財26件を含む約140件を展覧いたします。
主催:京都国立博物館、朝日新聞社
後援:文化庁、京都府、木津川市、京田辺市、井手町、宇治田原町、笠置町、(公財)京都文化交流コンベンションビューロー
協賛:岡村印刷工業、きんでん、京阪電気鉄道、竹中工務店、福寿園
特別協力:京都南山城古寺の会、飛鳥園
協力:日本香堂
イベント、その他
少年少女博物館くらぶ
小・中学生向け鑑賞会「みほとけめぐり!」
日時: ①5月11日(日)・②5月18日(日)
*当日午前10時30分前までに明治古都館(本館)入り口前にお集まりください。
先着25名、1時間程度。両日とも内容は同じです。
講師: 京都国立博物館研究員 水谷亜希
参加料: 無料(ただし、展覧会観覧料が必要です)
土曜講座
4月26日 南山城の歴史と文化
京都国立博物館企画室長 宮川 禎一
5月10日 古代南山城の観音像
同志社大学教授 井上 一稔氏
5月17日 一休さんと酬恩庵の絵画
京都国立博物館美術室長 山本 英男
5月24日 浄瑠璃寺と当尾の里
浄瑠璃寺副住職 佐伯 功勝氏
5月31日 南山城の仏像と慶派仏師
京都国立博物館保存修理指導室長 淺湫 毅
6月7日 万葉歌にみる馬場南遺跡(神雄寺)と恭仁京のトポス
京都府教育庁文化財保護課 伊藤 太氏
※午後1時30分から3時まで、平成知新館 講堂にて開催。聴講無料(展覧会には別途観覧料が必要)。
定員204名。
往復はがきに、聴講希望日・住所・氏名・年齢・職業・電話番号を明記の上、京都国立博物館「土曜講座」係(〒605-0931 京都市東山区茶屋町527)までお申し込みください。3月1日より受け付けます。
往復はがき1枚につき、1名様1講座分のお申し込みとなります。定員になり次第締め切ります。