村上もとか展 「JIN-仁-」、「龍-RON-」、僕は時代と人を描いてきた。

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開催情報

【期間】2023年6月17日(土)~10月3日(火)
※会期中、一部原画の展示替えを行います。
前期:6月17日(土)~8月10日(木)
後期:8月11日(金)~10月3日(火)

【時間】10:30~17:30
【休館日】毎週水曜日 ※ただし、7月20日(木)~8月29日(火)は無休
【料金】無料 ※ミュージアムへの入場料〔大人900円、中高生400円、小学生200円〕は別途必要です

https://kyotomm.jp/ee/murakami-motoka-50th/

会場

会場名:京都国際マンガミュージアム2階ギャラリー1、2、3
webサイト:https://www.kyotomm.jp/
アクセス: 〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル (元龍池小学校)
電話番号:075-254-7414

概要

スピード感溢れる大胆な描写や、登場人物たちの心情を映し出す繊細な感情表現、先の読めない巧みなストーリー展開など読者に深い感銘を与え続けてきたマンガ家・村上もとか。昨年、画業50年の節目を迎えました。

幕末医療ロマン作品の「JIN―仁―」、「侠医冬馬きょういとうま」や、日中近代史を壮大なスケールで描いた作品「龍―RON―」をはじめ、F1(「赤いペガサス」)、剣道(「六三四むさしの剣」)、クライミング(「岳人クライマー列伝」)、少女マンガ史(「フイチン再見ツァイチェン!」)等、様々なジャンルに挑み続けてきました。
本展では、原画を鑑賞しなければわからない村上もとかの繊細かつ大胆なペンのタッチや、カラー作品の豪華で繊細な色使いを総計約330点の原画を通してお楽しみいただけます。本人セレクトによる名場面集、制作の裏側に迫った作品解説コーナーも登場します。

なお本展は、2022年6月4日~9月25日に弥生美術館(東京都文京区)で開催された展覧会に京都に関する原画を追加した巡回展となります。また、「京都国際マンガ・アニメフェア2023(通称:京まふ)」の連動企画です。

こちらに加えて京都会場オリジナルとして以下のコーナーが登場します。

京都会場オリジナルコーナー

京都セレクション
「JIN―仁―」と「龍―RON―」に登場する京都での出来事を描いた原画26点をセレクションし展示します。

ゲンガノミカタ
原画で鑑賞してこそ発見の多い村上作品をご覧いただくに当たって、「スクリーントーンは「貼るだけ」じゃない!」「この「切り貼り」は何のため?」など10のポイントに絞った〈マンガ原画の観方〉を、実際の村上作品を事例に解説したコーナーでご紹介します(同コーナーは、横手市増田まんが美術館などで開催され好評を博した「ゲンガノミカタ」展の「村上もとか」バージョンです)。

原画’(ダッシュ)作品
マンガ家・竹宮惠子氏をプロジェクトリーダーとする京都精華大学国際マンガ研究センター/京都国際マンガミュージアムの「原画’(ダッシュ)」(コンピュータにマンガ原稿を取り込み、綿密に色調整を重ねた上で印刷した、精巧な複製原画)プロジェクト対象作家として、2014年度に村上もとか氏の作品35点が原画’(ダッシュ)作品として制作されました。原画と合わせて展示を行うため、前期・後期に1点ずつご紹介します。

圧倒的な画力を持つだけでなく、「時代と人」を描くことに心を燃やし続けた村上もとか50年の軌跡をぜひ、その目でお確かめください。

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