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開催情報

【作家】橋本夏生、増田京華、松尾由紀奈、宮本美紗季、吉田優人/Kapio、水野智鶴、今井木野美、杉浦野々花、平大記、松本ことみ/琴海、橋爪陽、堀川諒人、坂本直輝、富永恵太、増田峻也、芝田佑樹、山崎祐哉
【期間】2020年12月9日(水)〜12月22日(金)
【開館時間】12:00〜18:00
【休館日等】12月13日(日)
【料金】無料
【主催】高原秀平

会場

会場名:京都精華大学 本館ギャラリー
webサイト:http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/
アクセス:〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
電話番号:075-702-5263
開館時間:展覧会に準ずる
休館日等:日曜日・祝日・大学が定めた日

概要

芸術学部はもとより各専攻別々であった。しかし2017 年度より各専攻を完全に統合し、入学からの1年間、専攻ではなく造形学科として共に基礎や各専攻の良さを学んできた。それによって各専攻に通ずる基礎力、そして横の深い繋がりが出来た。2年生からは、各技法に分かれて専門的に学んでいる。
ひとえに芸術学部といっても、各専攻の技法や素材はまるで違う。その違いを生かした展覧会を、学生である今のうちにやっておきたいと思いこの展覧会を開催することとなった。かつて共に学んだ仲間ともう一度同じ場所で同じ方向を見つめて制作する。洋画、日本画、版画、テキスタイル、陶芸、立体造形、映像の7専攻での異素材の合作という少し無謀かとも思える企画展だが、どうなるのかなという不安と楽しみを胸に各自制作に励んだのでぜひ我々芸術学部の、それぞれの作家の「Style」をその目で見て、素材や技法の違いをより感じて欲しい。

出品作家:

●洋画専攻
橋本夏生(4回生)
作品のテーマは主に、感情と風景である。油絵の作品の他に廃材を使った作品や、アクリル絵の具も扱う。

増田京華 (4回生)
主に風景画、特に建造物を描いている。建物とその周りの環境や光と影の魅力について考えている。

松尾由紀奈(4回生)
油絵具を用いて、森や山の空気や匂い、音など、その場所をテーマに風景画作品を制作。

●日本画専攻
宮本美紗季(3回生)
日々の生活の中で積み重なる知覚できない情報、人の微かな温もり、漂う人の気配、交差する記憶。これらの情報によって心や生命力を宿したと憶えるモノ・場所をモチーフに、人と物体とで共鳴する生命の輝きを絵画作品で制作。

吉田優人/Kapio(2回生)
人間の本質的なエロスとは何か、性についての疑問、観点を自分なりに日本画で表現できるよう日々制作している。

●版画専攻
水野智鶴(4回生)
スキャニングされたフラットなコラージュを網点に変換させ、空間を与えることを試みている。シルクスクリーン技法を用いて作品を制作。

●テキスタイル専攻
今井木野美(3回生)
主に織りで制作。

杉浦野々花(3回生)
主に蝋染、友禅などの技法を用いて作品を制作。

平大記(3回生)
夢や無意識に隠されたものを掘り起こし、型染めを用い規律のある輪郭を与える作業をしている。

松本ことみ/琴海(3回生)
染料特有である鮮やかな発色の美しさを借りて、ろう染め、友禅染めなどで偶然性のある模様を主なモチーフとし、自分のこころに渦巻く感情を排出するため試行錯誤を繰り返している。

●陶芸専攻
橋爪陽(3回生)
手びねり、轆轤、タタラなど様々な技法を用いて作品を制作。

●立体造形専攻
堀川諒人(4回生)
粘土原型から石膏や樹脂で成形する手法を用いる。様々なアプローチで鑑賞者の心の片隅に引っかかる作品を目指す。近日の主な展覧会に立体造形三回生秋展覧会(2019)、立体造形三回生進級展(2020)などがある。

坂本直輝(2回生)
鉄、木、石などを使って抽象的な立体作品を制作。

●映像専攻
富永恵太(4回生)
プロジェクションマッピングや実験映像などの、幅広い映像領域で映像制作に取り組んでいる。

増田峻也(4回生)
プロジェクションマッピングやインスタレーションなど、映像にとらわれない作品を作っている。

芝田佑樹(3回生) 
ショートムービーやアニメーションを制作している。

山崎祐哉 (3回生)
主に大物になる為の行動をしている。

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