開催情報
【作家】徳岡神泉
【期間】2018年2018年10月13日(土)~11月25日(日)
【開館時間】9:30~17:00 (入館は16:30まで)
【休館日等】月曜日 (但し4月30日(月・祝)は開館し、翌5月1日(火)休館)
【料金】一般500円(400円)
高校・大学生400円(320円)
小・中学生200円(160円)
※( )は20名以上の団体料金
※65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
http://insho-domoto.com/plan/new/current/index.html
会場
会場名:京都府立堂本印象美術館
webサイト:http://www2.ocn.ne.jp/~domoto/
アクセス:〒603-8355 京都市北区平野上柳町26-3
電話番号:075-463-0007
開館時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日等:月曜日休み (祝日の場合火曜日休み)、年末年始
概要
徳岡神泉は、明治29年(1896)に京都市上京区(現・中京区)の神泉苑近くに生まれ、生涯の大半を京都で過ごしながら絵画制作を行い、昭和47年(1972)に京都で没するまで幽玄ともいわれる独特な表現で近代日本画において大きな足跡を残した日本画家です。
神泉は、竹内栖鳳の画塾・竹杖会や京都市立絵画専門学校に学び、写生に基づく花鳥画を中心とする京都の日本画の流れを受け継ぎ、生涯一貫して植物や風景といった身近な自然をモティーフに制作しました。苦悩した青年期を乗り越え、戦前にはすでに高い評価を得ていた神泉ですが、昭和20年代後半以降、自然を心の眼で深く見つめ、無限の集中によって存在の核心に迫る象徴的な表現世界を展開しました。
本展では、独自の境地にたどりついた戦後の代表作を中心に神泉芸術の特性を紹介します。静寂のなかに真実を求め、ひたむきに描かれた作品の数々が、静かに沈思するひと時をもたらす機会となれば幸いです。