開催情報
【期間】2016年4月3日(日)~6月12日(日)
【料金】一般500円(400円)/高校・大学生400円(320円)/小・中学生200円(160円)
( )は20名以上の団体料金
65歳以上の方(要証明)および障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料
http://insho-domoto.com/plan/new/next/index.html
会場
会場名:京都府立堂本印象美術館
webサイト:http://www2.ocn.ne.jp/~domoto/
アクセス:〒603-8355 京都市北区平野上柳町26-3
電話番号:075-463-0007
開館時間:9:30~17:00 (入館は16:30まで)
休館日等:月曜日休み (祝日の場合火曜日休み)、年末年始
概要
堂本元次(大正12年-平成22年)は京都市に生まれました。昭和16年、京都市立美術工芸学校卒業後、京都市立絵画専門学校(現 京都市立芸術大学)に入学し画家を志しますが、同18年繰り上げ卒業し出征。応召中の広島で被爆します。復員後、原爆症に悩まされながらも日展を舞台に活動を始め、早くよりその画才を認められます。また、学生時代の恩師の紹介で日本画家の堂本印象の長兄の女婿になるとともに印象に師事し、現代的な風俗画や抽象画など、さまざまなジャンルに挑みます。
元次の画風に転機が訪れるのは、昭和54年、56歳のときに初めて中国を訪れてからです。中国の素朴な風景に魅せられ、以後、同地に取材した作品を発表するようになります。そして、同57年の日展で《土匂う里》が内閣総理大臣賞を受賞。絵に対する深い情熱を持ちながらもそれを抑制し穏やかな表現を展開させた作風が高く評価され、同62年に日本芸術院賞を受賞し、日展の重鎮として確固たる地位を築きます。
本展は、日本画家 堂本元次の初の回顧展です。戦後の代表作ほか素描や小下絵、さらに学生時代の作品を含め約80点を展観し、その多彩な画歴をたどります。