平成 30年度後期特別展示「京都の飛鳥・白鳳寺院-平安京遷都前の北山背-」

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開催情報

【期間】2019年2月9日(土)~6月23日(日)20190103
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館】月曜 ※月曜日が祝日・休日の場合は翌平日が休館
【料金】無料

会場

会場名:京都市考古資料館 1階特別展示コーナー
webサイト:http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-mus-exhibition/jp-mus-sokuhou/2781.html?cat=12
アクセス:〒602-8435 京都市上京区今出川大宮東入ル元伊佐町265番地の1
電話番号:075-432-3245(代)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日等:月曜 (※月曜が祝日または振替休日の場合は翌日)、年末年始12月28日~1月3日

概要

 飛鳥時代、それまでの信仰とは異なる仏教が朝鮮半島からもたらされ、6世紀末に飛鳥や奈良の地で寺院が造られ始めると、仏教は急速に広まり、各地にも寺院が建立されるようになりました。このころの京都は都から遠く、「山背」つまり山の後ろの国とされていましたが、『日本書記』に厩戸皇子から下賜された仏像を祀るため、秦河勝が蜂岡寺を建てたと記されており、実際に発掘調査によっても飛鳥時代前半に遡る北野廃寺 (北区北野白梅町交差点周辺) の存在が確かめられています。奈良時代の終わりに奈良から都が遷されてきますが、その間にも北白川廃寺・大宅廃寺・樫原廃寺など多くの寺院が建立されたことが発掘調査などによってわかっています。

 今回の展示では、それら寺院遺跡の調査の写真や遺跡の復元図、土器や瓦など多岐にわたる出土遺物を中心に、同時代の集落や瓦窯などの調査成果も交えて、遷都前の京都のようすをご紹介します。あわせて、丹波に属しますが、今年度に実施した右京区京北町の白鳳時代に建立された周山廃寺の発掘調査成果も紹介します。また、展示期間中には、ミニ講演会や展示遺物の入替えも計画しています。多くの皆様方のご来館をお待ちしています。

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助成: