スリランカと仏教展~世界遺産に隠された物語~

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開催情報

【期間】2015年4月10日(日)—9月30日(金)
【料金】無料

http://www.hbsmuseum.jp/exhibition/index.php?c=exhibition_view&pk=1458810097

会場

会場名:京都佛立ミュージアム
webサイト:http://www.hbsmuseum.jp/
アクセス:〒602-8377 京都府京都市上京区御前通一条上る東竪町110
電話番号:075-288-3344
開館時間:平日10:00~16:00 土・日・祝10:00~17:00
休館日等:月曜日、展示替え期間
  

概要

インド洋に浮かぶ島国スリランカ。赤道と北回帰線に挟まれた熱帯に位置し、緑豊かな環境に包まれている美しい島です。総面積は65607㎢。北海道を一回り小さくしたほど。北に向かって先細りしているその形は、ちょうどインド亜大陸が一粒の涙をこぼしたようだといわれます。しかし、その位置がインド洋交易の重要拠点であったことから、スリランカは早くから西洋諸国の侵略にさらされました。16世紀にはポルトガル、17世紀にはオランダ、そして18世紀からはイギリスの植民地支配を受け続けました。1972年にセイロンからスリランカと国名を改称して完全独立を果たすまで、400年以上にもわたる植民地支配でした。さらには2009年にいたるまでの26年にわたって、シンハラ人とタミル人による内戦が続きました。しかし、その間もスリランカの人々が手放さなかったものがあります。それが仏教です。古代から仏教王国として栄えてきたこの国では、仏教は国教扱いであり、公立の学校では仏教の科目を学びます。道を歩けば大きな交差点には仏像が祀られており、信仰深い人々はその前で手を合わせます。また、現在も残る数々の仏教遺跡は、ユネスコの手によって修復整備が続けられており、2000年以上前の初期の仏教の姿を私たちに伝えてくれます。当展示では、スリランカの歴史や文化をご紹介するとともに、世界遺産である仏教遺跡群に隠された物語、私たちが知らなかった仏教の姿を探ります。

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