開催情報
【作家】-
【日時】2016年3月5日 (土) – 3月27日 (日)
【開館時間】10:00〜20:00
【休館日等】-
【料金】無料
http://www.kac.or.jp/events/17617/
http://kyoto-ex.jp
会場
会場名:京都芸術センター 講堂
webサイト:http://www.kac.or.jp/
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000
開館時間:10:00〜20:00
休館日等:
概要
京都のインフラを握る疎水の地、岡崎が実験場に。
デザインと建築の視点からいまの社会を新たに問いなおす
researchlight 『河童よ、ふたたび』
これまで、舞台芸術と隣接するアートジャンルの作品を紹介してきたKYOTO EXPERIMENT。今回はさらに一歩踏みこんで、デザイン、建築の視点から京都の街を再編集して提示するプロジェクトが立ち上がる。中心となるのは、グラフィックデザインから空間デザイン、展覧会や福祉、地域に関わるプロジェクトなど領域を越えて活動を展開、KYOTO EXPERIMENT のアートディレクションも担当しているUMA/design farm。そして、建築設計から現場施工まで手がけ、「建築」を通したプロジェクトで街や社会に新たな視点を投げかけてきた建築ユニットのdot architects。両者ともに関わる「DESIGNEAST」でも広く知られている。彼らが目をつけたのは街のインフラ。経済基盤や生活基盤を工学的に布置することによってできあがるインフラは、社会における透明な存在として日々の生活や環境を強く管理している。
彼らが目をつけたのは街のインフラ。経済基盤や生活基盤を工学的に布置することによってできあがるインフラは、社会における透明な存在として日々の生活や環境を強く管理している。
しかし、それによって失われたものはないのだろうか。ロームシアター京都の中庭であるローム・スクエアをオープンな実験場として、現代における失われたものとしての“ 河童” を取り戻すための企みがスタートする。ローム・スクエアでは、街で見出したインフラ的オブジェを設置して、その使い方の新たな実践や改変が、ワークショップなどを通して行われる。また、京都芸術センターでは、リサーチにもとづく映像やアイデアノートなどが展示される。KYOTO EXPERIMENT が、先鋭的な舞台作品を上演するだけでなく劇場や舞台芸術を介したコミュニケーションのハブとなるために、このリサーチプロジェクトは大きな道標となるだろう。