開催情報
【出演】チョイ・カファイ スルジット・ノングメイカパム リアント
【日時】2016年3月11日 (金) – 2016年3月13日 (日)
11日 (金) 19:30
12日 (土) 15:00
13日 (日) 19:00
【料金】
一般 前売 ¥2,500/当日 ¥3,000
ユース・学生 前売 ¥2,000/当日 ¥2,500
シニア 前売 ¥2,000/当日 ¥2,500
高校生以下 前売 ¥1,000/当日 ¥1,000
ペア ¥4,500(前売のみ)
※ユースは25歳以下、シニアは65歳以上
※全席自由
http://www.kac.or.jp/events/17593/
http://kyoto-ex.jp
会場
会場名:京都芸術センター 講堂
webサイト:http://www.kac.or.jp/
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000
開館時間:10:00〜20:00
休館日等:
概要
アジアにおけるダンスの現在地を探る途方もない試み
チョイ・カファイ 『ソフトマシーン:スルジット&リアント 』
ダンサーに刻まれた記憶や経験、身体言語を探り、掴みとること。ベルリン在住のシンガポール人アーティストのチョイ・カファイは、アート、デザイン、テクノロジーを援用しながら、振付家やダンサーへのリサーチを続けている。なかでも、2012年のKYOTO EXPERIMENTでスタートした作品シリーズ『ソフトマシーン』は、アジアにおけるコンテンポラリーダンスのインデックスを作成しようとする試みであり、京都ではcontact Gonzoの塚原悠也がその俎上にあげられた。
その後もリサーチ、制作が続けられている『ソフトマシーン』から、今回はインドのスルジット・ノングメイカパム、インドネシアのリアントという、ふたりのダンサー・振付家との作品が紹介される。それぞれの国の古典舞踊を学びながら、伝統に留まらないコンテンポラリーな活動を続けるふたり、そのドキュメンタリー作品でありながら、アジアへの図式的理解を食い破るダンサーの豊穣な身体を目撃する機会ともなるだろう。また、アジア的身体へと深く潜っていくリサーチの行方は、日本の観客にとってダンスに限定されない切実さをもって浮かび上がるに違いない。
プロフィール
チョイ・カファイ(Choy KA FAI)
演出家・アーティスト・マルチメディアパフォーマー。シンガポール生まれ、ベルリン在住。未来の不確定さをあわせ持つ歴史や理論にインスピレーションを受けて作品を制作。人間の身体、および、記憶や表現を生み出す源といった実体のないものへの探求がテーマになっている。こうした要素がアート、デザイン、テクノロジーと複雑に出会う場所を作品化する。シンガポール国立芸術協議会の海外助成を得て、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート(デザインインタラクション)を卒業。2010年にはシンガポールヤングアーティスト賞を受賞。2014–2015年は、ベルリンのKunstlerhaus Bethanien にてレジデンスアーティストとして滞在制作を行う。シンガポールアートフェスティバル(2012)、Tanz Im August Berlin(2013、2015)、ImPulsTanz Festival Vienna(2015)を始めとする主要な国際フェスティバルで作品を発表している。
スルジット・ノングメイカパム(Surjit NONGMEIKAPAN)
ダンサー・振付家。インド・マニプール出身。Natya Institute of Kathak and Choreography 卒業。Natya Stem Dance Kampni(バンガロー)ではコンテンポラリーダンサーとして、また、Natya Maya(バンガロー)では古典舞踊のダンサーとして活動。その他、フリーランスのダンサーとして海外の振付家ともコラボレーションを行う。Theater Spektakel Zurich(2012)、Monsoon(ボザール、ブリュッセル、2013)、Somarts(サンフランシスコ、2014)などで作品を発表している。
リアント(Rianto)
ダンサー・振付家。インドネシアと東京を拠点に活動。インドネシア・バニュマス生まれ。ジャワの古典舞踊を幅広くマスターしながら、レンゲルとよばれるインドネシアの伝統舞踊を専門にする。東京のデワンダル・ダンスカンパニーのディレクターでもある。
スリランカのAcademy of Dance (ISI) を卒業後、北村明子、Sen Hea Ha(韓国)、Chen Shi Zheng(中国)をはじめとする振付家や演出家とコラボレーションを展開、国際的に活躍している。