特別展示 「御土居 洛中洛外のはざま」

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開催情報

【期間】2019年7月13日(土) ~ 11月24日(日)
【開館時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館】月曜 ※月曜日が祝日・休日の場合は翌平日が休館
【料金】無料

会場

会場名:京都市考古資料館
webサイト:http://www.kyoto-arc.or.jp/blog/jp-mus-exhibition/jp-mus-sokuhou/2781.html?cat=12
アクセス:〒602-8435 京都市上京区今出川大宮東入ル元伊佐町265番地の1
電話番号:075-432-3245(代)
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日等:月曜 (※月曜が祝日または振替休日の場合は翌日)、年末年始12月28日~1月3日

概要

 平成 30年度の京都市有形文化財に、「御土居跡西九条周辺出土品」477点が一括して指定されました。このたび、京都市考古資料館では、文化財指定を記念して、令和元年度前期特別展示「御土居 洛中洛外のはざま−御土居跡(西九条周辺)出土品を中心として−」を開催します。

 御土居は、戦乱の末に天下統一を果たした豊臣秀吉が、天正 19年 (1591)に築造させた、京都を囲い込むための土塁と堀による大規模な惣構です。北は上賀茂から鷹峯、南は東寺、東は鴨川、西は紙屋川(天神川)におよび、その総延長は約 22.5kmという一大土木事業でしたが、その実態については不明な点が多い。

 さて、市有形文化財に選定された西九条周辺出土品は、御土居の南東端にあたる箇所、東寺の二町東の南北方向の土塁の東側の堀からの出土品です。これらは、16世紀末から17世紀後半の希少性が高く残存状況の良好な遺物群で、当時この周辺(東寺の東側)に住んだ人々の生活の一端を示す資料です。

 今回の展示では、これまでの発掘調査で明らかになってきた御土居跡の様子を写真や図面などで紹介するとともに、市の有形文化財に指定された「御土居跡西九条周辺出土品」を中心に、洛中・洛外のはざまである御土居周辺の人々の暮らしのようすをご紹介します。

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