松本 さやか 個展 「フシアナの目」

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開催情報

【作家】松本さやか
【期間】2022年3月1日(火)- 3月6日(日) 
【開館時間】12:00―18:00
【休館日等】月曜
【料金】free
※入場は閉館の30分前まで。

http://kunstarzt.com/Artist/MATSUMOTO/Sayaka.htm

会場

会場名:KUNST ARZT
webサイト:http://kunstarzt.com/index.htm
アクセス:京都市東山区三条神宮道北東角2F
電話番号:090-9697-3786

概要

UNST ARZT では、3 年振り 4 度目となる 松本さやかの個展を開催します。 松本さやかは、彼女の心の中に存在する“生きた山” を表現し続けるアーティストです。 本展は、ガラスをエングレービングする
「fact シリーズ」(2017-)と、白いモデリングペース トで白いパネルに凹凸をつける「camouflage シリー ズ」(2021-)の作品で構成します。
約 10 年近く、全くブレることなのないスタンスから は、アミニズム以上の何かを感じてもらえると思い ます。ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)

「フシアナの目」
見つめた先のものは何を伝えているのだろう。
上辺だけではわからない、ものごとの真意や現実。

わたしたちの目はいつも何かを捉えながらも、その物事の奥までは掴めません。
作品から伝わるイメージは、見た人それぞれに違う印象を与え、
そしてそれは作者の意図とは離れたところで新しい解釈を生み出します。
何が正しいのかではなく、どう捉えられるのか。
わかったような、わからないような感覚が、さらに視覚の奥へと引き込みます。
「真意を捉えられない目」と「曖昧にしか伝えられない表現」だからこそ、
だれかの心に響くものになるのだと思いたい。

アーティストステートメント
人はどんな時、どんなものに心を引かれるのだろう。
わたしは、人の心がはっとする感覚や、その瞬間に興味があります。 「圧倒的な何か」に出会ったとき、わたしは気圧され、その何かに吸い込まれたような感覚を覚えます。
それは一瞬のうちに動きを封じ、呼吸も忘れ、目が離せなくなってしまう。 言葉で表現をするのは難しいけれど、確かに存在する、不思議な感覚です。 そしてこの心を震わせる感覚は、いつも作品をつくる原点となっています。
わたしはその場・その物から放たれる雰囲気やイメージを捉えようとします。 そこに溜まる空気感や、有るようでないアウトラインは、わたしの心を惹き付けると同時に違和感を覚えさせます。 目には見えないけれど感じるもの、目に見えている気がするのにないもの。 これらはとても矛盾だらけで曖昧なものだけれど、「感覚」という言葉を介して存在しています。 このアーティストステートメントもとに、「gunung」シリーズを作り続けています。

経歴
1991 年 兵庫県生まれ

2016 年 京都精華大学大学院 博士前期課程芸術研究科 芸術専攻 版画領域 修了
個展

2015 年「gunung」 KUNST ARZT 京都

2016 年「STROKE」 ギャラリーいのくま亭 京都

2017 年「2 つの意識 -unstable consciousness-」 KUNST ARZT 京都
2017 年「in fact,」Midnight Sun 大阪

2019 年「utopia」 KUNSTARZT 京都
主なグループ展ほか

2018 年 映画「きらきら眼鏡」舞台美術品として

2019-2020 年 巡回展「timelake 2019」 大阪 札幌 高松 東京
2020 年「京都府新鋭選抜展 Art for Tomorrow 2020」 京都文化博物館
2021 年 2人展「alt・to – 交わる延長線 -」 SAVE AREA 埼玉

2021 年「空白の果て」 亀岡商工会館 京都

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