開催情報
【作家】岩﨑 萌森
【期間】2021年8月31日(火)- 9月5日(日)
【開館時間】12:00―18:00
【休館日等】月曜
【料金】free
※入場は閉館の30分前まで。
http://kunstarzt.com/Artist/IWASAKI/Memori.htm
会場
会場名:KUNST ARZT
webサイト:http://kunstarzt.com/index.htm
アクセス:京都市東山区三条神宮道北東角2F
電話番号:090-9697-3786
概要
KUNST ARZT では、岩﨑萌森個展
「織 編 結 反と角」を開催します。
岩﨑萌森は、独自の感性で、衣の本質を探究する
テキスタイル/インスタレーションアーティストです。
2019年から開始した「織 編 結」シリーズでは、
縫製や型紙は一切使用せず、
「織ること」「編むこと」「結ぶこと」のみで構成する
という制限を課しているとは思えないほど、
美しく豊かな表情を持つ作品群を制作し、
展覧会やファッションショーで発表してきました。
特に、滲み出てくる原始的な魅力、
力強さは特筆すべきものがあります。
本展は、作家自身が制作した六角形枠機を
用いた作品群での構成です。
ご注目ください。
(KUNST ARZT 岡本光博)
展覧会内容
「織 編 結 反と角」では、自身で制作した
六角形枠機を用いた作品を展示する。
自ら枠機を制作し、それを元に作品を形作ることで、
既製品の織機よりも作業効率は下がるものの、
独自のルールの元、自由な使用方法、表現技法を
生み出すことができるようになる。
本展覧会に向けて制作している六角形枠機は、
一般的な織り機と違い縦糸と横糸に加えて
新たに斜めの糸を追加することが
できるようになっており、
より表現の幅を広げることができる。
六角形枠機の特性を生かし、
衣服のパーツを織り上げ、
組み上げて服飾作品として展示する他、
枠機に取り付けられた制作途中の衣服のパーツを
同じ空間に展示することで、
織物と衣服を往復しながら作品を鑑賞できるようにし、
単純な構造の積み重なりで起こる
複雑な美しさを鑑賞者に見せる
意図をもって展示空間を構成する。
展覧会コンセプト
織ること、編むこと、結ぶこと
単純な動きの連続で、
ひたすら手作業によって
形作られていくものに美しさを感じる。
自ら簡易型織り機を作成するところから始め、
その技法一つ一つと手作業で真摯に向き合うことで、
それらの美しい構造が少しずつ見えてくる。
本展覧会では、自作した織機と完成した
服飾作品を往復しながら鑑賞できる空間を構成し、
単純な構造の積み重なりで起こる
複雑な美しさを探求したい。