天牛美矢子 個展 「Field work / yonder」

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開催情報

【作家】
天牛美矢子

【期間】2014年3月11日(火)~3月16日(日)
【料金】無料

http://kunstarzt.com/exhibition/Artist/

会場

会場名:KUNST ARZT
webサイト:http://kunstarzt.com/
アクセス:〒605-0033 京都市東山区夷町155-7
電話番号:090-9697-3786
開館時間:12:00~19:00(最終日17:00まで)
休館日等:月曜日休み

概要

KUNST ARZT では、天牛美矢子の2回目の個展を開催します。
天牛美矢子は、我々が認識し得ない日常/現実の向こう側に広がる世界を
感じさせてくれるアーティストです。
自身の深層心理を探るかのように、様々な素材と技法を用い、
時間をかけて生み出される作品群は、それぞれに豊かな物語性を内包しています。
本展では、昨年の個展以降に制作された作品たちが緩やかにリンクし、
大きな物語性のある空間を生み出す構想です。ご注目頂ければ幸いです。 
(KUNST ARZT 岡本光博)

アーティスト・ステートメント
私は主に布や糸、革を使って制作しています。
昔から、衣服、布団、袋などを、布や革を用いて作る事は、
日常の中で当たり前のように組み込まれてきた事です。
こういった素材を使い制作するという事は、
私にとって日常を顧みるという行為のメタファーです。
日々を過ごす中で、季節の移り変わりや星の動きのように、
目に見えるものがすべてではなく、
見えない所で『何か』の存在を感じる事があります。
そのような、日々の裏に感じる非日常の息づきをとらえたいと思っています。
つまり、それら「非日常」の存在を、
「日常的」な素材を使ってイメージや現象を追体験するように表し、
自分を取り巻く世界に触れたいと思っています。

今回の展示『Field work/yonder』の yonder とは、
『彼方、向こう、もっと遠くの』など、ここではない場所をあらわす言葉です。
見えない所で流れている向こう側の世界。それらを感じ、理解しようとする試みは、
きっとこちら側の世界をとらえようとすることに繋がる行為です。
自分の周りに散らばるyonderを収集し観察した、
内面的フィールドワークの集積です。

プロフィール

天牛美矢子
1989 大阪生まれ
2012 京都市立芸術大学工芸科染織専攻 卒業
2013 京都市立芸術大学大学院修士課程染織専攻

個展
2012 Wanderlust, ギャラリーKUNST ARZT, 京都

グループ展歴/
2013 『かすがい』ギャラリー@KCUA/金沢市民芸術村(2会場)
2012 Window Jack Project, 新風館
2012 卒業制作展, 京都市美術館

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助成: