西崎志帆 個展「体内を意識する」

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049Nishizaki

開催情報

【作家】
西崎志帆

【期間】2013年11月19日(火)~11月24日(日)
【料金】無料

会場

会場名:KUNST ARZT
webサイト:http://kunstarzt.com/
アクセス:〒605-0033 京都市東山区夷町155-7
電話番号:090-9697-3786
開館時間:12:00~19:00(最終日17:00まで)
休館日等:月曜日休み

概要

西崎志帆は、独自の絵画表現による、鑑賞者への肉体的影響を考察しています。
全ての生物が持つ、細胞のような、生命体のような色彩の塊「色彩細胞」が絵画表現ベースにあり、それらが肉体や月といった形象の輪郭を与えられた画面上で躍動しています。「満月(2012)」では、月と「色彩細胞」が一体化していくようなイメージを描き出し、「ターミナル・トラベル(2012)」では、女性の肉体、月、海を「色彩細胞」で描き出すことによって、それぞれの存在の共通性やはかなさを描き出しました。
本展では、メインの部屋の一番大きな壁を覆う、鑑賞者を飲み込むかのような1枚の絵画を提示し、鑑賞者を「色彩細胞」化される試みです。ご注目いただければ幸いです。
(KUNST ARZT 岡本光博)

アーティスト・ステートメント
人は視覚から得た情報を無意識レベルで感じ取り、何らかの肉体的影響を受けています。
あえて実物からかけ離れた抽象的な平面主張空間に浸っていただくことで、実際身体にどのような反応があるのか、それは作品を見て頂く本人でしかわかりません。
見て頂く本人でさえ、表面意識までその感覚が持ち上がらない場合もあります。
けれど必ず奥底の何かを感じ取られるはずです。
ご自分の身体(内蔵や骨等)に意識を合わせていただいて、
身体がどのようなメッセージを発しているのか。
是非一度、耳をかたむけていただきたいと願っています。

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助成: