開催情報
【期間】2015年8月4日(火)~11月23日(月・祝)
【料金】一般500(400)円、大学・高校生400(320)円、 中学以下無料
20名以上の団体と65歳以上の方は2割引
※障害者手帳をお持ちのご本人と付添いの方1名まで無料。
http://www.koryomuseum.or.jp/exhibit_view.php?number=77
会場
会場名:高麗美術館
webサイト:http://www.koryomuseum.or.jp/
アクセス:〒603-8108 京都市北区紫竹上岸町15
電話番号:075-491-1192
開館時間:10:00~17:00 (入館は16:30まで)
休館日等:月曜日休み (但し、7/21・9/15・9/22は開館、7/22・9/16(火)は休館)
概要
「高麗と朝鮮」という図式は、青磁と白磁、象嵌と螺鈿、仏教と儒教、貴族文化と王朝文化というキーワードで読み解くことができるでしょう。
例えば、高麗青磁にみられる象嵌は、器面に文様を彫り込み白土や赤土を埋めて焼いたもので、高度な技術を必要とします。朝鮮の漆にみられる螺鈿は文様の形に切った貝を木地に貼って研ぎ出した大変優れた技術を要した品です。また、高麗時代は青磁文化に代表される厳格な美と共に仏教文化が庶民にも広まった時代であり、朝鮮時代は儒教社会の質素さの中に、躍動的でユーモラスな色彩豊かな美術品がみられる時代といえます。
いずれも朝鮮半島の文化の根底には、三国時代から受け継がれる各地の伝統工芸技術が流れています。今回の展示では、これらの両時代の美に映し出される当時の諸相を幅広く紹介いたします。