設楽 陸・鈴木 優作「ワンダーピーポー」

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開催情報

【作家】設楽 陸、鈴木 優作
【期間】2019年7月16日(火)-7月28日(日)
【開館時間】15:00-19:00(最終日18:00)
【休館日等】月曜日
【料金】無料

https://artspotkorin.wordpress.com/2019/07/07/%e8%
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会場

会場名:Art Spot Korin
webサイト:https://artspotkorin.wordpress.com/
アクセス:〒605-0089 京都市東山区元町367-5
電話番号:075-746-3985

概要

「ワンダーピーポー」

私たち設楽陸(絵画・立体)と鈴木優作(陶芸)は愛知県瀬戸市のタネリスタジオというアーティストコミュニティに所属しています。

そこのスタジオで日々共に制作している中で2人の共通する部分を見つけました。それは個人の中に眠る負の要素、中二病的に言うと「闇」の部分を取り扱い作品を創造していると言う事。そもそもアーティスト自体がピュア性などという正の要素より負の要素である「闇」の部分の方が強いのではないだろうか?

鈴木優作は人対人の間にある隔たりや虚像という、闇の部分と向き合い過去に学校の授業で制作した作品を他者に汚された記憶から粘土の状態ならばいくら破壊されようとも再生可能で焼成してしまえば朽ちる事のない不死に近い存在になれると考え陶芸という手法を選んだ。その結果として産み堕とされた闇の部分と陶芸の段階的な長い制作過程を見守る親心とが混ざり合い「かわいい闇」へと変貌を遂げた。

一方、設楽陸は幼少期、ゲーム機を買い与えてもらえなかったフラストレーションから紙やノートにTVゲームの世界観を模写し、自身考案したキャラクターを使ってその上で独り遊びをしていた事と喘息持ちで体が弱く学校の体育の時間、その紙やノートを図書館に持ち込み歴史書から大量の情報を取り込んだ事で巨大化、空虚化した創造力の源泉を闇として絵画、ドローイング、ノート、陶、立体の多様性とエンターテイメント性の「たのしい闇」を武器に作品を制作している。

これら2人の作家によって産み出された作品の数々の総称をワンダーピーポー(奇観、奇妙、驚きの人々)と我々は名付けることにした。

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