開催情報
【作家】
hyslom
【会期】2013年11月29日(金)〜12月21日(土)
【料金】無料
http://hanareproject.net/event/2013/11/hyslom–good-wood-family-.php
会場
会場名:Social Kitchen
webサイト:http://hanareproject.net/
アクセス:〒602-0898 京都市上京区相国寺門前町699
電話番号:075-201-1430
開館時間:12:00〜19:00
休館日等:月曜、火曜日休み
概要
○○さんは「いい木」をたくさん知っている。
○○さんにとっての「いい木」は昆虫がたくさん宿る木だ。
開発が始まるずっと前から○○さんが大切にしてきた「いい木」、
地図にはもちろん載っていない。
hyslomがこれまで遊んできた木。
そのほとんどはすでに伐採されているか、土砂に埋まってしまった。
その中の一本をhyslomは自分たちで切り出した。
木を体に合わせて加工し、木を体に、体を木になじませていく作業を繰り返す。
そうやって、身体の記憶がつまった「いい木」を作る。
そして「いい風景」も。
これは、○○さんへの応答である。
What is OYE?
「One Year of Exploration」、略して「OYE!(オイッ)」は、1年という期間を通し、アーティストや研究者、社会活動家、農家などがSocial Kitchenを拠点に活動していくもので、日常的な実験を繰り返す過程で、新たな技術や知識を獲得することや、リサーチテーマの拡張、または発表形式を見つけていくことを目的としています。来るべき社会で人はどのように交換し、働き、学び、暮らし、表現するのか。OYE!を通して、この問いを発し、探求していくことが期待されています。
詳細:http://hanareproject.net/project/oye-01/
協力:HAPS 東山アーティスツ・プレイスメント・サービス
プロフィール
hyslom (ヒスロム)
加藤至、星野文紀、吉田祐からなるアーティストグループ。山から都市に移り変わる場所を定期的に探険している。この場所の変化を自分たちが身体で実感する事に一番重点を置き、その時々の遊びや物語の撮影をおこなう。ここでの記録資料を作るにあたり、映像、写真の他に、出会った人々を演じることや、日記、 スケッチの作成、立体物の制作やパフォーマンスなど様々な方法を試みている。
「アーツ・チャレンジ2013」(愛知芸術文化センター)、「AT PAPER. EXHIBITION”09″」(HOTEL ANTEROOM KYOTO)にて展示、「吾妻橋ダンスクロッシングファイナル」にてパフォーマンス。また「瀬戸内国際芸術祭2013」では、維新派「MAREBITO」にゲスト出演する。2012年「第6回AACサウンドパフォーマンス道場」にて優秀賞受賞。
・公式サイト:http://hyslom.com/
・ビデオエッセイ:http://hanareproject.net/media/
イベント、その他
オープニングパフォーマンス&パーティー
日時:2013年11月29日(金) 19:00〜
※食堂Hacoによるフードを用意してお待ちしています
ライブパフォーマンス「物理と超常現象」
日時:2013年12月21日(土) 18:30〜20:00(イベントのため展示は17時まで)
hyslomと藤田陽介が大阪、名古屋、東京で行ってきたイベントの今年最後の開催です。
・ゲスト:藤田陽介(音楽家)
・料金:1,500円(ドリンク付き)
藤田陽介(音楽家)
広島県尾道市生まれ、香川県出身、神奈川県在住。鳥を師匠とする。2009年、空想を具現化した完全自作のパイプオルガンを製作。自作楽器「11′s Moon Organ」(和名/管鳴-くだなり-)である。ふいごからパイプまで全てを一人で作り上げたそのオルガンは、その構造や演奏方法の全てが特異であり、鍵盤すら持たない。この世に一台限り実在する空想楽器である。
後年、この楽器と連動する新たなシステムとして、世界で最初のノイズ作曲家と言われる未来派・ルイジ・ルッソロの考案した騒音楽器「イントナルモーリ」を復元。また同時に声・歌の使い手であり、ホーメイや動物の声帯模写、シャーマンの歌唱法などを取り込み、独自の歌も展開している。感覚器官に直接訴えかけるような声と、建築的な自作楽器によるパフォーマンス風景が強烈な印象を残し話題を呼んでいる。
近年では、巻上公一(ヒカシュー)や山川冬樹、Open Reel Ensembleなどとの共作によるパフォーマンス公演をはじめ、ダンサーや映像作家との共演、展示活動やライブ企画など、その活動はアートシーン全域に及ぶ。
http://fujita-yosuke.moo.jp