未来の途中のリズム-美術・工芸・デザインの新鋭10人展

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20160112

開催情報

 
【作家】小笠原周、香川裕樹、河股由希、清田泰寛、畔柳尭史、小宮太郎、勢野五月葉、竹田和代、むらたちひろ、吉岡尚美
【期間】2016年1月12日(火)- 2月27日(土)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日等】日曜日・祝日、1月16日(土)・23日(土)、2月25日(木)・26日(金)
【料金】一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料。

http://www.museum.kit.ac.jp/nap2015.html#event4

会場

会場名:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
webサイト:http://www.museum.kit.ac.jp/
アクセス:〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
電話番号:075-724-7924
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日等:日曜日、祝日
  

概要

作家であることの理由が作品を作っていることにあるとすれば、展覧会期間中、すなわち作品を作っていない間の作家は、作家であることをやめていると言えるかもしれません。むろん、その一時的な休止は、作家活動を続けていくうえで、必要不可欠なものです。使い慣れたアトリエから展示空間に自作を移し、客観的に眺め、鑑賞者からの批評を受ける。そのうえで自身の課題や問題意識を再設定し、展覧会が終わったら、再び歩みを進める。展覧会はこのようにして、日々の制作活動や長く続く作家活動にリズムを形作っていきます。
さて本展は、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が若手作家の成長支援を目的に実施している「未来の途中」プロジェクトの3期生として、公募と推薦によって選ばれた若手作家10名の作品を展覧するものです。出品作家たちが手がける作品ジャンルは、絵画、彫刻、映像、染織、陶芸、漆工と多様であり、本展がなければ、彼らが同じ展覧会に出品することはなかったかもしれません。その意味で本展は、若手作家たちにとって、制作活動の成果を発表する機会であることはもちろん、異なったジャンルで活動する同世代の作家たちの作品と自作とを比較し、自身の取り扱うジャンルの固有性を見つめ直す機会となるでしょう。そしてさらに、発表した作品に対して、鑑賞者のみなさまから批評を受ける機会でもあります。
自身の望む未来に向かって歩みゆく10名の若手作家たち。彼らの活動は、この展覧会が終わったあとも長く続いていくことでしょう。本展は、そうした彼らの活動のこれまでの成果を確認するとともに、その成果を鑑賞者や他の出品作家とともに見つめることで、若手作家たちの作家活動に新たなリズムをもたらすことを目指しています。「未来の途中」にいる 10 名の若手作家たちの瑞々しい表現を、鋭い眼差しをもって、存分にお楽しみください。

*本展覧会は、文化庁平成27年度助成「大学美術館を活用した美術工芸分野新人アーティスト育成プロジェクト」の一環として開催されるものです。

イベント

出品作家がゲストとともに、出品作品やこれまでの作品について意見交換します。
「アーティストトーク1」
1月30日(土)13:00ー15:00
ゲスト:大﨑のぶゆき(美術家)

「アーティストトーク2」
2月6日(土)13:00ー15:00
ゲスト:住友文彦(アーツ前橋館長)

主催:文化庁、京都工芸繊維大学、京都工芸繊維大学美術工芸資料館
制作:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
文化庁委託事業「平成27年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」

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