開催情報
【作家】小松千倫、阪本結、野村由香
【期間】
2022年4月16日(土)–2022年6月26日(日)
【開館時間】11:00–19:00
【休館】月曜休館
【料金】無料
https://gallery.kcua.ac.jp/archives/2022/8318/
会場
会場名:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
webサイト:https://gallery.kcua.ac.jp/
アクセス:〒604-0052 京都市中京区押油小路町238-1
電話番号:075-253-1509
開館時間:11:00〜19:00
休館日等:月曜日
概要
「京芸 transmit program」は京都市立芸術大学・大学院を卒業・修了して間もない若手作家の中から、いま、@KCUAが注目するアーティストを紹介するプロジェクトです。アーティストの活動場所として日本でも1、2を争う都市京都における、期待の新星を紹介するシリーズとして、毎年春に開催してきました。
今年度は、音楽家・美術家・DJとして活動しながら、インターネットによる情報環境の下における身体経験の記録や伝承をテーマに光や音を介して制作する小松千倫(メディア・アート)、日々刻々と移りゆく自然や都市のさまざまな景色を取材し、それらがキャンバスの上で混ざり合う架空の風景画へと結実させる阪本結(油画)、生活における振る舞いや、食事・排泄などの不可欠な営みに関心を寄せ、変化しつづける社会の中で個人がどのように生きられるかをテーマに作品を展開する野村由香(彫刻)の3名が出展します。
社会や生活環境における変化は、さまざまな形で私たちの前に現れます。ゆるやかに移り変わっていくときも、あるいは強勢で思いがけない変化がもたらされるときも、私たちはそれらの流れを受け入れながら、考え方や知覚のあり方を絶えず更新しつづけています。そしていつの時代も、アーティストたちは、すぐそこで起こる出来事や変化にしなやかな態度で寄り添い、新たな創造へと転換してきました。時代の変化を読み取る鋭敏な感覚を持つ小松、阪本、野村の創作活動は、刻一刻と状況の変わる現代に生きるための新たな気づきをもたらしてくれることでしょう。