ジョーン・ジョナス Five Rooms For Kyoto: 1972–2019

Art Picks TOPに戻る Art Picks TOP 前のページに戻る Back
2019_jonas_slide-home-349x208

開催情報

【期間】2019年12月14日(土) – 2020年2月2日(日)
【開館時間】11:00〜19:00
【休館】月曜休館(祝日・振替休日の場合は開館、翌火曜日に休館)
【料金】無料

http://gallery.kcua.ac.jp/exhibitions/20191214_id=16982#ja

会場

会場名:京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
webサイト:http://www.kcua.ac.jp/gallery/
アクセス:〒604-0052 京都市中京区押油小路町238-1
電話番号:075-253-1509
開館時間:11:00〜19:00
休館日等:月曜日

概要

パフォーマンスとニューメディアを融合させた新しい芸術表現の先駆者であり、50年にわたり現代美術の最先端を走り続ける美術家、ジョーン・ジョナス。第34回(2018)京都賞受賞を記念し、国内最大規模の個展を開催!

ジョーン・ジョナスは、その長きにわたるアーティスト活動を通じて、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、複数のメディアを融合させた表現を追求してきた。テーマを世界の情勢によって少しずつ変化させながら、重層的かつ詩的な構造を持つ作品を、83歳となった現在もなお精力的に発表し続けている。
本展では、ジョナス作品の重要なキーワードとなる女性、物語、環境問題などを辿りながら、その作品世界を紹介する。5室の展示室のうち、最も大きな部屋で展開されるのは、近年の代表作とも言える《Reanimation》である。インスタレーションとパフォーマンスの2バージョンを有するこの作品は、本展とロームシアター京都での公演とでその両方が鑑賞可能となる。

パフォーマンス作品において、映像や音、小道具、衣装が彼女の身体と相関しながら展開していくのに対し、インスタレーション作品では、彼女の身体の不在を埋め尽くすかの如く、複数の要素がさらに濃密に絡まり合って、展示空間を飲み込んでいく。彼女が劇場空間と展示空間をそれぞれどのように捉え、イメージやアイデアを相互に移動させながら作品世界を構築していくのかを、鑑賞者自身の身体で感じ取ることのできる貴重な機会となるだろう。

« Art Picks TOPに戻る « Art Picks TOP
助成: