松平莉奈展 / 悪報をみる ー『日本霊異記』を絵画化するー

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開催情報

【作家】松平莉奈
【期間】2018年11月1日(木)~11月11日(日)
【開館時間】12:00〜18:00
【休館日等】会期中無休
【料金】無料

会場

 
会場名:カホ・ギャラリー
webサイト:http://kahogallery.o.oo7.jp/kg/news/20181001.html
アクセス:〒605-0981 京都府京都市東山区本町15丁目778−1
電話番号:075-708-2670
開館時間:12:00〜18:00
休館日等:会期中無休

概要

悪とは何か?悪はどこから生まれるのか?
『日本霊異記』は5~9世紀の奇談を収めた、日本最古の仏教説話集です。
善行は福をもたらし、悪行は災いによって報われるという「因果応報」の理で結ばれる説話の数々は、
平安時代の初め、一般の人々に仏教の教えを伝えるため僧・景戒(きょうかい)によって編まれたといわれています。
本展では、そのうち「悪報説話」に題をとった作品を発表します。
古来、声によって語り継がれ「音」の中に息づいていた、悪のイメージは、絵画化され形を与えられることでは、かえって生彩を欠いてしまうでしょう。
しかしそこに、いまの社会を生きる人の心を描き込みたいと思います。
かつて景戒の手で「音」から「文字」に変わった説話のなかに、彼が生きた時代の人の心が書き込まれたように。

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