KYOTO EXPERIMENTの10年をみんなでふりかえる

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開催情報

【登壇者】塚原悠也、高嶺格、倉田翠、ジゼル・ヴィエンヌ、筒井潤、川崎陽子、丸岡ひろみ、コ・ジュヨン、森山直人、高嶋慈、高橋宏幸、岩城京子…

【期間】2020年2月1日(土)
【開館時間】12:00〜18:00(途中休憩あり)
【休館日等】–
【料金】1,000円 (入退場自由)

https://www.kac.or.jp/events/27587/

会場

会場名:京都芸術センター 大広間
webサイト:https://www.kac.or.jp/
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000

概要

2019年で10周年を迎えた「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」。初回からディレクターを務めた橋本裕介が退任し、次回からコレクティブ体制での新たなディレクター体制に変わるなど、節目の時期を迎えた同芸術祭の10年を振り返り、次の5年、10年に向けての展望を考えるシンポジウム。

企画ノート
2010年にスタートし、19年秋の開催で10年目を迎えた「KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭」(以下、KEX)。日本で活躍するアーティストを紹介するのみならず、海外アーティストの招聘にも力を入れた同芸術祭は、京都・関西エリアにおける舞台芸術のための実験場・育成の場として国際的に広く認知されてきました。

10年という節目の年を迎え、KEXは初回からプログラムディレクターを務めてきた橋本裕介が勇退し、来年からは塚原悠也(contact Gonzo)、ジュリエット・礼子・ナップ、川崎陽子のディレクター3名によるコレクティブ体制へと移行します。この新たな変化を前にして、これまでのKEXの10年間を振り返り、次の5年、10年を展望するシンポジウムを開催いたします。

第一部は、アーティスト、制作者・プロデューサー、批評家それぞれの視点からKEXを語る計4本のディスカッション(アーティスト編のみ2回)を。第二部では、第一部で示されたテーマや問題を軸としながら観客も交えた全員でのフリーディスカッションを行います。

舞台芸術が行われる広義の劇場空間はアーティストのためだけの場所ではなく、そこに集う観客、あるいはそこに来るかもしれなかった「市民」、いつかの未来に来るかもしれない人たちにも開かれた公共の時空間、社会の縮図とも呼べるものです。古代のギリシャ演劇が、市民の共同体意識を育み、また活発な議論を生み出す場であったように、本シンポジウムではKEXという稀有なる芸術祭を素材として、芸術、社会、政治など多方面に広がる自律的で創造的なコミュニケーションの再起動を目指します。

昨年の「あいちトリエンナーレ」問題に代表されるように、文化芸術は大きな転回の時期を迎えているように感じます。この先行きの不明瞭な時代に、芸術に関わることはどのような意味を持つのでしょうか? 共に考え、共に語り合う時間にご参加いただければ嬉しいです。

KEX10thを振り返る有志の会代表 島貫泰介

タイムスケジュール
11:30〜12:00 受付
12:00〜14:30 第一部 ディスカッション
アーティスト編 / 制作者編 / 批評家編 (各40分を予定)
14:30〜15:30 休憩
15:30〜18:00 第二部 フリーディスカッション

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