Co-program カテゴリーD採択企画 Hojo+Kraft「わたしの場所/わたしの音ー耳できく夢」

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20190604114400-0001

開催情報

【作家】Hojo+Kraft
【期間】2019年7月15日(月・祝)
【開館時間】13:30-
【休館日等】-
【料金】2000円

http://www.kac.or.jp/events/26074/

会場

会場名:京都芸術センター 大広間
webサイト:http://www.kac.or.jp/
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下ル山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000

概要

人々と場所の関わり合いにおいて無視されがちな、かすかで親密な音たちに焦点をあてたサウンドパフォーマンス。
東京、スイスのアルプス、ドイツの都市公園などで制作してきたサイトスペシフィックな音作品を再構成する
これは、音の記憶、内的な知覚、そして家についての問いにかんするものです。これまで、北條知子とラヘル・クラフトは、東京、スイスのアルプス、ドイツの都市公園などでプロジェクトを展開してきました。そこで着目してきたのは、人々と場所の関わり合いにおいて無視されがちな、かすかで親密な音たちです。このパフォーマンスは、これまで発表してきた音源をもとに再構成したもので、聴衆を想像上の旅へと誘います。ベッドのマットレスに反響する家族の寝息、鳥が枝にとまる際の羽音、暗闇で遠くの方から聞こえる誰かの声など、普通の、でもだれかにとっての特別な音。これらの音の追体験を通して、聴衆は、未知なる場所ーーそれは耳できく夢の中のどこかかもしれないーーを発見するでしょう。

Hojo+Kraft

北條知子(日本)とラヘル・クラフト(スイス)は2016年より、「音、場所、親密さ」をテーマにした共同プロジェクトを展開してきた。彼らはロンドン芸術大学のサウンド・アーツ修士コースの同級生として出会い、数多くの興味・関心が共通していることを発見した。パフォーマンス、インタビュー、フィールドレコーディング、テキストそして即興などを用いながら、音と場所に関係する個人的な関係性に焦点を当てた作品を制作してきた。2018年3月には、インタラクティブなアプリ「オーディオウォーク INNERN」をスイスの山奥にあるシュクオル村で発表した。鑑賞者はアプリをダウンロードし、観光案内所と現代美術センターNAIRSをつなぐ川沿いの道を歩きながら作品を体験する。2017年4月には、東京にて7つのサウンド・インスタレーション、パフォーマンスからなる展覧会「わたしの声でよみがえる家」を開催した。展覧会のタイトルともなっている出品作品の一つはスイスのNAIRSでドイツ語ナレーションとともに再構成・再展示された。2018年7月には、2つのプロジェクトをパフォーマンスとして再構成したパフォーマンスをロンドンで上演、高い評価を得た。これまで、イギリスのラジオ局、BBC3、ResonanceFMExtraで作品が放送されている。

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