開催情報
【期間】2018年8月25日(土)~11月18日(日)
【開館時間】10:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館】月・火曜日(祝日は開館)、年末年始(12月25日~2018年1月2日)
【料金】大人800円 大・高・中学生500円 小学生300円 幼児無料
団体 (20名以上)20%割引
会場
会場名:清水三年坂美術館
webサイト:http://www.sannenzaka-museum.co.jp/
アクセス:〒605-0862 京都市東山区清水寺門前三寧坂北入清水三丁目 337-1
電話番号:075-532-4270
開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日等:月曜日、火曜日休み(祝日は開館)
概要
「印籠(いんろう)」は、もともと判子・印肉や薬の入れ物でしたが、江戸時代に人々のお洒落への欲求が高まると、装身具としても流行します。印籠は「根付(ねつけ)」、そして「緒締(おじめ)」と一緒に用いられることが常でした。緒締は印籠の蓋の開閉をするためのものです。その紐を着物の帯に通し腰元に吊り下げる際、滑り止めの役割を果たしたのが根付でした。明治時代に入ると、日本人の洋装化等の影響により、印籠は実用性にこだわらない鑑賞品としても発展していきます。
本展覧会では、当館収蔵の印籠を緒締・根付とともに約90点展示します。柴田是真・白山松哉の印籠、森田藻己ら、藻派による根付、海野勝珉による緒締や、彫刻・七宝・蒔絵・象嵌の細かな細工をご覧頂けます。印籠・緒締・根付はその三点一組で用いられる性質から、意匠の取り合わせにも工夫が凝らされました。細工と併せて、三者の組み合わせの妙にもご注目ください。