開催情報
【作家】
人長果月
二瓶晃
【期間】2015年4月14日(火)〜 2015年4月26日(日)
【料金】無料
http://www.kyotosaga-mediaart.com/archives/1624.html
会場
会場名:京都嵯峨芸術大学 研心館1階 メディアアート工房 ROOM2
webサイト:http://www.kyoto-saga.ac.jp/about/gallery/
アクセス:〒616-8362 京都市右京区嵯峨五島町1
電話番号:075-864-7858
開館時間:10:00~17:00
休館日等:会期中無休
概要
虚の所作 Imaginary action
少年の頃、虚数の概念を知り驚いた。存在しない数があり、その虚数によって成り立つ数式があるという。なにか知らない世界が開かれたように思えた。
芸術は、常に新しい技術を取り入れながらその時代のリアリティーを生み出してきた。現在もメディアアートによってもたらされた、インタラクティブ技術を用いた作品は、表現の場に観客の参加を必用とする事で、芸術の中に双方向の開かれた場を生み出している。しかし新しい技術や概念が、必ずしも芸術を生み出すとは限らない。技術や技法によって養われた感性が、センサー等によって機械化された感覚と所作によって、虚ろで豊かな空間を芸術の中に見つけ出すことは不可能だろうか。
(京都嵯峨芸術大学芸術学部教授 松本泰章)
主催:京都嵯峨芸術大学芸術学部造形学科メディアアート領域